TOEICスコアを短期間で効率的にアップさせるための5ステップ
それでは、これからTOEICスコアを短期間で超効率的に上げるための方法と手順をご紹介します。
一つずつ見ていきましょう。
0なぜTOEICを受けるのか?を考える
TOEIC対策をはじめる前にまず考えていただきたいのが、「なぜTOEICを受けるのか」「受けた先に何があるのか?」ということです。
就職でも、昇進でも、海外移住でもなんでも構いません。とりあえず思い浮かべてみましょう。
そのビジョンはあなたの「憧れ」や「喜び」を伴っていますか? そのことを想像したらワクワクしますか?
もしそうでないなら、TOEICの学習をそもそもスタートする必要が無いのかもしれません。だって、TOEICでハイスコアを獲得した先に何も無いのですから ……。
TOEICスコア(ゴール)達成後よりもさらに未来のビジョンは、いざという時に自分を鼓舞してくれるようなポジティブなものでなければ、学習のモチベーションがなかなか湧きません。
自分がなぜTOEICのスコアを手に入れたいのかしっかりと整理できたら、早速STEP1に進みましょう。
1まずは公式問題集を解いてみる
公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3
英語に限らず、どんな試験を受ける場合にも、まずは過去問を解いてみるというクセをつけましょう。
理由は2つあって、(1)本番でどのような問題が出るのかを知ることができ、(2)現時点での自分の実力もわかるからです。
(1)に関しては、なるべく本番に近い環境を用意するようにしましょう。制限時間はシビアに計測し、静かな環境でテストを行います。疲れたからといってリスニングとリーディングの間に休憩を取るのもナシで。
(2)自分の実力がわからないことには、ターゲットスコアとの「距離」がわかりません。あとどれだけ点数が必要なのか、そのためにはどれだけ勉強する必要があるのか。過去問(公式問題)をはじめに受けて、逆算しながら計画を立てていきます。
2結果を3段階に仕分けしていく
過去問(公式問題)の採点が終わったら、すべての問題について3段階に仕分けをしていきます。
迷ったけどマグレで解けた → △
わからなかったor間違った → X
そもそもなぜ仕分けをするのかというと、これも理由が2つあります。
(1)自分の得意分野・苦手分野がグラデーションで把握できるようになる上に、(2)「◯」は勉強する必要が無いのでスキップして「△」と「X」だけに注力することができるからです。
自分がすでに知っていることを学ぶのは時間の無駄なので、苦手とわかっている部分だけを強化していきましょう!
3R、Lそれぞれ解決案を考え出す
仕分けが終わったら、次は問題の切り分けです。リーディング・リスニングセクションそれぞれ、200問すべてについて、課題点と解決案を出していきます。
「何故できなかったのか?→ どんな知識があれば解けたのか?」と自問してみて、それに答えられるようなアプローチを複数出してみましょう。
何故できなかった?
例えば、リーディングセクションのPart7の最終パラグラフが0点だったとします。まずは「何故できなかったのか」を考えます。
単語が難しかったのか? 文章が難しかったのか? 分量が多くて読みきれなかったのか? そもそも時間が残っていなかったのか?
どうすれば解ける?
次に、その課題点を解決するためのアイディアを出して打ち消していきます。
語彙力不足なら、試験で出てきた単語はすべて拾った上でボキャビルに取り組めば良いし、時間配分のミスだとわかればPart5〜7のラップタイムを定めておけば良い。
実際は複数の要因が絡み合っているため、ここまで単純にはいかないかもしれませんが、やることは同じ。「何故できなかったのか?→ どんな知識があれば解けたのか?」を1セットとして、一つずつ潰していきましょう。
4ひたすら実行する
いよいよ実行フェイズです。課題点を潰すための解決案を、実際の「行動(=予定)」にまで落とし込んでいきましょう。
予定、というぐらいなので、スケジュール帳に書き込めるレベルまで具体化するのがポイントです(例:ーーーの◯◯ページまで進める)。
正直、このSTEP4はただの作業です。やるべきことと方向性が既にに決まっており、ひたすらこなしていくだけなので。
ストイックに自分を追い込んでいきましょう。
勉強に飽きたり、辛くなったりしたときは、自分の憧れのビジョンを思い浮かたりしながらモチベーションを保つのが良いですね。
5再び公式問題を解いてみる
一定期間を置いてから、学習開始時に受験した公式問題に再チャレンジしてみましょう! 自分がこれまで行ってきたアプローチがどの程度正しかったのかを判断するための「効果測定」です。
十中八九、はじめのスコアよりは大幅にアップしていると思います。
ただ、1サイクルで目標スコアを達成することはまず無いので、このサイクルを何度も何度も回していきましょう( → STEP2へ戻る)。
知っている単語、理解できる文章、聞こえる音が次第に増えていくので、負担量もだんだんと減っていくと思います。
成長が体感できるようになると勉強が楽しくなります。そのゾーンまで入れればTOEIC900点台後半までは一本道です。
大変なのは最初だけです。頑張りましょう!
次のページTOEIC学習にオススメの教材まとめ
広告: 無料のLINEマガジン
このブログの運営主である迫佑樹さんが発信されている「スキルをつけて人生の自由度をあげる」をテーマにしたLINEのマガジンを紹介します。
プログラミングやブログ運営、ビジネスのことなどを知りたい方は登録必須です。
人生を変えるきっかけが欲しい方、ぜひチェックしてみてくださいね!