こんにちは、英語ブロガーの相原 有希です。
僕は2018年9月3日から28日までの4週間、フィリピン・セブ島の「サウスピーク」で語学留学をしていました。
さて、今回の記事では僕が受講していた4つの科目
のうち、「TOEFL(IELTS) SW対策クラス」について詳しく解説していこうと思います。
- TOEFL(IELTS) SW対策レッスンとは?
- レッスンの内容・進めかた
- レッスンの感想
といった点に沿って、順番にお話していきますね。
1TOEFL(IELTS) SW対策レッスンとは?
サウスピークでは、英語の中〜上級者を対象として、TOEFL(あるいはIELTS)におけるスピーキング・ライティングセクション対策のためのレッスンも行ってくれます。
僕も海外大学院への進学を考えているので、今回の留学で「TOEFL」の対策レッスンを受講しました。
サウスピークのフィリピン留学では、(グループレッスンを除いて)基本的に講師とマンツーマンでレッスンを進めていくことになります。
TOEFL(あるいはIELST)のSWパートは一人ではなかなか対策しづらい部分でもあるので、練習の量と質どちらもこだわってみっちりとトレーニングしたい人にはこのレッスンがオススメ。
以下、具体的にどのようにしてSW対策を行うのかを掘り下げていきます。
2レッスンの内容・進めかた
「SW対策レッスン」と銘打っていますが、スピーキング(S)とライティング(W)でそれぞれアプローチの仕方が異なってるので、分けて説明します。
スピーキング(S)セクション対策
まず、他の科目同様「50分」のコマを使って、スピーキングセクションの対策をみっちりと行います。50分間スピーキングだけです。
進め方はシンプルで、以下に挙げる指定教材をフィリピン人講師と進めていくイメージです(Part1から順に)。
まず、授業の前に予習が課せられます。具体的には、特定のパートの特定の設問(2〜3問)について、自分なりの解答を作成し暗記するというもの。このとき、文字起こしもしておきます。
そしてレッスン開始直後に、講師による添削が入ります。あらかじめ文字に起こしておいた自分の解答について、文法は合っているか、単語表現は適切か…といった視点で朱が入ります。
添削が終わると、講師が設問を読み上げ(あるいはテキスト付属の音声CDを流して)、実際にスピーキングをします(解答時間は講師によって厳密に計測)。そこにフィードバックがなされ、時間内で改善していくという流れです。
時間が余れば、事前に予習していない、つまり初見の問題にトライすることもありました。当然ボロボロの結果になるので(笑)、大量のフィードバックを受けることになります。
以上がスピーキング(S)セクション対策レッスンの内容でした。
ライティング(W)セクション対策
ライティング対策は、授業のコマ時間(50分)の中では行いません。
じゃあいつやるのかというと、毎週水曜日がエッセイの提出日になっていて、それまでに1本提出することになります。提出したエッセイは添削され、後日(その週の土曜日ぐらいに)返却されます。
僕はサウスピークに4週間滞在していたので、計4本エッセイの添削を受けたことになりますね。基本的にライティング対策は以上です。
Some people think that parents do not need to set rules for their children to ensure they are successful. However, in my opinion, children benefit from following strict rules as it makes them put more effort into things and helps them learn to manage themselves effectively.
To begin with, having parents who enforce rigid rules makes children work harder. Children perform much better at challenging tasks if they are supervised by their parents. This is because it is not easy for them to work hard by themselves without adult supervision. A study carried out by the University of Michigan illustrates this. Researchers found that the children of parents who apply strict discipline methods have a much stronger work ethic when it comes to their schoolwork. These children tend to study much more diligently than their classmates. As a result, they do better on tests and get higher scores on average than other students.
On top of that, children can learn self-management skills from strict rules. By learning the importance of rules, children will grow up to be a responsible person with a sense of personal discipline that will be of great benefit when they are older. For example, when I was a kid, my parents forced me to follow strict rules. I always had to get my schoolwork and household chores done before going out with my friends or doing other fun activities. On the other hand, some of my friends could engage in whatever activities were happening after school and on the weekends. When I started university, I realized that following these rules as a kid had taught me how to manage myself better than my peers.
To sum up, children who are required to obey strict rules established by their parents tend to be more hard-working and are better able to manage their own lives when they grow up. In this regard, I think it is best for parents to set firm rules for their kids. (330 words)
僕が提出したエッセイの一例。
添削の内容は、文法や単語表現のミスがあれば修正、パラフレーズ(言い換え)案、ロジックの展開の補強…という感じでした。
3レッスンの感想
さて、この記事の締めくくりとして、レッスン全体の感想を述べていこうと思います。ここでもスピーキングとライティングに分けていきます。
スピーキング(S)対策レッスンの感想
もしも海外大学(院)を目指していてTOEFLやIELTSのスコアが必要ならば、サウスピークの対策レッスンはじゅうぶん選択肢に挙がると感じました。
やはりフィリピン人講師とマンツーマンでS特化対策を行えるのは良いです。50分間もあるので、一つ一つの設問に4〜5回以上ずつトライできますし、フィードバックも有益でマメでした。
前述した通り、基本的にはテキストに沿って進めていくので「目新しさ」はありませんが、着実に実力を伸ばしてくことができるはず。
ライティング(W)対策レッスンの感想
僕の正直な感想では、ライティング対策は「おまけ」程度なのかなーといった感じです。
まず周囲に1回の添削は「特化」レッスンとしてはかなり少ないですし、フィードバックの内容もそこまで濃くありません。
写真はサウスピーク事務局から戻ってきたエッセイ(のメール)
ガンガン数をこなしたい方は、1回で430円〜の格安でプロの外国人英語講師に添削してもらえるサービスもありますので、検討の余地ありかと。
2018年10月19日追記:
サウスピークでは以前からTOEFL対策の授業を実施しておりましたが、今回大幅にカリキュラムを刷新しTOEFLコースを開始いたします。
TOEFLコースのカリキュラムは、TOEFL指導歴10年以上の講師と日本人のスタッフが中心に日本人のTOEFLスコアヲ伸ばすことに特化して開発いたしました。多国籍を前提とした学校では実現不可能な、日本人向けの語学学校サウスピークだからこそできるカリキュラムとなっています。
ということで、かなりタイムリーですが、サウスピークのTOEFLコースが刷新されるそうです。
詳細はサウスピークのサイトで確認できますので、気になるかたはこのまま下までスクロールしてくださいー!
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