僕が考える、独学の3つのデメリット
1結局「回り道」になってしまう可能性もある
1点目に挙げたいのが、「独学」の成長スピードの遅さです。僕は2016年の4月にこのブログを開設し、それから基本的には独学でアレコレと試していました。
ブログのコミュニティに所属したこともありましたが、独学志向のせいで活用しきれませんでした。ほかのブロガーの分析や研究をするのも何だか癪だったので、ほとんどしませんでした。
その結果起きたのが、停滞です。何をどうしても成果(収益)が出ない、面白い記事が書けない。そんな苦しい時期に突入しました。ブログがつまらなくなって辞めようかと思ったことも何度かあります。独学の限界を感じたんですよね。「ああ、自分一人じゃ無理だ」と。
考えてみれば、勉強の場合は自分一人との戦いなので意思さえあれば成し遂げられますが、ブログには読者がいるし、ビジネス的な要素もあるため、今までのやり方だけで通用するわけないんですよね。
それに気づいてから、色々な有名ブロガーのサイトや記事をひたすら読み込んで研究するようにしました。徹底的にパクって、エッセンスを抽出して、公式化する。そしてアウトプット。結果を出している人にコンサルを頼んで意見をもらうこともありました。
今では以前よりはずいぶんブログが楽しくなり、成果も(まだまだですが)上がるようになっています。不要なプライドは捨てて、素直に成功者から学ぶほうが良いスタートが切れる場合もあるのだということを学べた経験でした。
2予備校・コミュニティで流通する「独自の情報」が手に入らない
僕が国家公務員試験の官庁訪問を通して痛感したのが、予備校の持つネットワークと情報力です。僕の肌感覚では、独学合格者は少数派で、大半の学生がTAC、LEC、大原といった大手予備校の生徒でした。彼らが小脇に抱えていたのが、「官庁訪問対策本」。
そんなもの、当然ですが市販されていません(オークション等で手に入りますが、旧版なので役に立ちません)。一度、仲良くなった人に中身を見せてもらったことがありましたが、普通では知り得ないような超具体的なアドバイスが書かれてあって驚きました。
予備校のOBに当たる現役職員からのリークや、全国の受験者らの知見が結集されていて「ああ、予備校に入るメリットはここにあったんだ」とそのときになって痛感しました。これはあくまでも一例ですが、この経験から「予備校なんて」と一蹴するのは一切やめることにしました。
効率的な学習による時間短縮、独自のネットワーク・情報をお金で買えることを思えば、必ずしも独学が唯一解ではないのかなーと。
3現時点での純粋な能力で勝負しなければならない
僕は、TOEIC学習をスタートさせてから70日で985点を獲得しました。初受験だったこともあり、「なあんだ、TOEICなんて楽勝だな」と天狗になっていた時期もあります。
ただ、結局はその時点での純粋な能力で勝負しなければならないんですよね。一発で985点を取った人よりも苦節30回目で満点を取った人の方が優れている。TOEICが僕よりも低くても、帰国子女で息をするように英語が喋れる人の方が重宝される。
就職活動や転職活動を通じて、僕はこれを嫌というほど味わいました。「ポテンシャル」なんて幻想で、自己満足でしかないんですよ。他人はそんなものは評価してくれない。あくまでも「今自分には何ができるのか」しか重要じゃないんですよね。
まとめ
- PDCAを回すスキルが高まる!
- 自信と度胸がつき、たいていのことに物怖じしなくなる!
- 時間を消費してしまう…
- 情報力で劣ってしまう…
- 謙虚さがなくなり傲慢になりうる…
それぞれの長短を知って、自分にあうやり方で目標に向かっていくべきですね。
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