こんにちは、英語ブロガーの相原 有希です。
僕は2018年の9月3日〜28日までの4週間(1ヶ月)、フィリピン・セブ島の語学学校「サウスピーク」で語学留学をしていました。
授業(カリキュラム)の感想は別の記事で行なっているので、この記事ではサウスピークの「生活面」にフォーカスして色々と情報発信していければと思います。
- フィリピンの物価について
- フィリピンの治安について
- サウスピークの設備について
- サウスピークの食事について
- 学校周辺の娯楽施設や飲食店等について
写真もふんだんに載せながら、じっくり解説してきます!
1フィリピン(セブ島)の物価について
通貨とレート
フィリピンの現地通貨は「フィリピンペソ(PHP)」です。レート(交換比率)は、僕が滞在していた当時(9月)で
1 JPY = 0.48 PHP
ぐらいでした。ですから、ペソ表示の値段に「2」をかけると、そのまま日本円にざっくり変換できます。
モノの値段(物価)
例えばカフェに行くと、アイス・アメリカンコーヒーは1杯およそ90〜125PHP(日本円にして180〜250円)。体感的には日本の物価の「6掛け」ぐらいでしょうか。
他にも、実際の物価例を以下に挙げておきますので参考までに。
- H&Mの白Tシャツ・・・349PHP(約700円)
- AXEデオスプレーBLACK 50ML・・・99.75PHP(約200円)
- トイレットペーパー(1ロール)・・・25.25PHP(約50円)
- 身体用石鹸(60G、3個パック)・・・49PHP(約100円)
- アリエール洗濯石鹸(130G)・・・13PHP(約26円)
- デンタルフロス(50M)・・・114PHP(約230円)
- ノート(紙質悪い、薄い)・・・6PHP(約12円)
- エビ味のスナック 24G・・・5.25PHP(約11円)
- バナナチップス 160G・・・46.70PHP(約93円)
- 乳酸菌飲料 320ML・・・33PHP(約66円)
- エナジードリンク 350ML・・・53PHP(約106円)
- カルボナーラ(量多い)・・・220PHP(約440円)
- とんこつラーメン(並)・・・320PHP(約640円)
- 吉野家の牛丼(並)・・・159PHP(約320円)
一部、輸入品や外食にかかる費用は(フィリピンの水準では)高く感じるかもしれませんが、おおむね物価安です。
外貨(日本円)があれば、衣食住で困ることはほとんど無いのかなーという感触でした。参考までに。
2フィリピン(セブ島)の治安について
僕が滞在していたのは、語学学校サウスピークの「日本語禁止校」(EOPキャンパス)というところで、空港のあるマクタン島から橋を渡ってセブ本島に渡り、車で2〜30分進んだ位置にあります。
少なくともこのあたりのエリアに関して言えば、治安は悪くありません。
僕が見聞きした範囲では、日本人が何らかのトラブルや犯罪に巻き込まれたという話はありませんし、そういう危機を感じる場面も無かったと思います。
留学前は「スリ等の軽犯罪が多いためポケットに貴重品入れるな」と言われていて身構えていましたが…。通常の注意力があれば被害に遭うことはまず無いかと。
スラム街について
ただ、フィリピン・セブ島には「スラム」と呼ばれる貧困街が点在しており、危険度はピンからキリまで様々のようです。知らずに(間違って)足を踏み入れるようなことは避けるべきでしょう。
ちなみに僕も知り合いのツテでとあるスラムを見学しましたが、そこは比較的安全で、住民の方々も暖かかったです(別の記事にて紹介します)。
その他のエリアについて
セブにはカジノやクラブ、カラオケ、ビリヤード場などの娯楽施設がありますが、聞いた話ではどこも比較的クリーンで安全なようです。
ただ、女性だけで遊びに出かけた際には、度数の高いお酒を飲まされたりナンパをされたりする可能性もありますので、ほどほどに。
3サウスピークの設備について
フィリピン・セブ島の一般的な物価や治安についてお話ししてきましたが、ここでは「サウスピークEOP校」の施設・設備にフォーカスしていきます。
キャンパス外観
「あなたの英語力、伸びていますか?」という日本語の看板が目を引く、サウスピークEPOキャンパス。
門を入り通路を進んだ突き当りが、メインキャンパスです。(両サイドの家は民家だそうです)
部屋(3人部屋)
僕が住んでいた407号室。3人部屋でしたが、4週間の留学期間中は一度もルームメイトが越して来ず、結局ひとりでした。
ベッド周り。大きくな窓から日差しが入ってくるので部屋は明るいです。
デスクも壁際に3つ並んでいました。
横幅は狭いですが、デスクライトもコンセントもついているし、鍵付きの引き出しも備わっているので使い勝手は良いです。
エアコンも各部屋に一つずつ付いています。温度設定できますし、送風(ファン)から冷却(クーラー)まで細かく調整できるのが◎。(たまに水が滴ってきましたが)
窓からの眺め。生い茂る緑と、トタン屋根の赤のコントラストが印象的でした。
クローゼットも人数分あります。ハンガーの量も十分。
鍵付きの貴重品ロッカーも完備(鍵はレンタル、退寮時に返還)。
水回りを見ていきましょう。
こちらがトイレと洗面器。フィリピンでは使用済みのペーパーを便器に流すことは(インフラ的に)できないので、備え付けのゴミ箱に捨てます。
シャワールーム。給湯器が付いているので、お湯のシャワーを浴びることができます。
が…水勢はこんな感じチョロチョロと滴る感じなので、爽快感はありません。(慣れます)
各部屋、毎日10時すぎぐらいから清掃が入るのでかなり綺麗です(清掃箇所は曜日ローテーション)。
学習スペース
1Fのダイニングエリア。僕を含め、多くの生徒さんがここで勉強をしていました。サウスピーク校舎内で唯一Wi-Fiをキャッチできるエリアでもあります。
ネット環境について:
サウスピークのWi-Fiは思っていたよりも早くて、YouTubeのHD画質(1080p)がサクサクと見られる水準でした。回線速度について不満に思ったことはありません。
僕はフィリピン現地のSIMを契約しなかったのでその点では比較レビューができないのですが、サウスピーク留学にはSIM契約は不要だと思います。
基本的に勉強が忙しすぎてネットをしている時間がないこと、1Fダイニングに降りてくれば友人や講師との繋がりもできること、の2点が理由です。参考までに。
僕はいつも壁際の電源コンセントを占領していました。
2階以上の各フロア(2・3・4・5階)には、上の写真のような勉強スペースが設けられています。
スタンディングデスク的なものもありました。
6階はRooftop(屋上)になっていて、ここでも英語の勉強ができるようになっています。(肌を焼きながら音読をするツワモノもいました)
また、同じ敷地内ではありますが、離れになっている小部屋でも勉強可能。基本的に音読の練習をする生徒さんのための部屋です。
教室
細い廊下に面するように、キュービクルと呼ばれる教室が並んでいます。部屋は、フィリピン人講師一人一人に割り当てられてます。
そんなに広くはありませんが、窮屈さは感じません。
その他
2階にはサウスピークEOPのオフィスが。中でフィリピン人・日本人のスタッフ(インターン生)が仕事をしています。
掲示板には重要なアナウンスだけでなく、スタッフ・講師・生徒の顔写真と名前も貼り出されています。(名前を覚えるのが苦手だった僕は、ここでじーっと写真を眺めてました)
4サウスピークの食事について
サウスピークでは(祝日をのぞいて)毎日3食、きちんと食事が提供されます。
- 朝食:07:00 – 08:00
- 昼食:12:00 – 13:00
- 夕食:18:00 – 19:00
食事開始から30分経過した時点から「おかわり」可能。
基本的に、主食は白米。メインのおかずはお肉(チキンかポーク)で、野菜の付け合わせ、フルーツ1種類(パイン、バナナ、オレンジ等)とスープ…というメニューで構成されています。
ある日の朝食
ある日の昼食
フィリピン人講師曰く、味は日本人好みのテイストに寄せてくれているらしく、すごく美味しいです。基本的にセルフで配膳するので、量も調整が効きます。
ランチタイムはフィリピン人講師とも交流できる時間なので、英会話の練習にもなって有意義でした。
5学校周辺の商業施設等について
最後に、学校周辺の商業施設等について軽く触れておきます。
JY Square Mall(小規模モール)
サウスピークEOPキャンパスから徒歩3分圏内のあるのが、JYスクエアモール(通称JY)。日用品が変えるスーパーやカフェ、スポーツジムなどが入っています。僕もちょくちょく買い物に行っていました。
Marisse Patisserie(カフェ)
キャンパスから徒歩5分でつくオシャレカフェ「Marisse(マリッセ)」。ドリンクもフードも安価ながら美味しいですし、冷房も効いていて快適。サウスピークの学生さんもちらほら見かけます。
IT Park(ビジネスエリア)
サウスピークから徒歩10分ほどの位置には、「IT park」というエリアが。ここはいわゆるビジネス・ディストリクトで、コールセンターとかオンライン英会話の本社があるそうです。ITパーク一帯はセブの中でもかなり洗練されていて、オシャレなレストランやカフェも多いのでオススメ。
Ayala Mall(大規模モール)
キャンパスからは徒歩で片道25〜30分ほどかかりますが、セブ市内でも「SM Mall」について2番目に大きいのが「Ayala Mall(アヤラ・モール)」です。チェーン系のカフェ、レストラン、アウトドアショップ、ファッションブランド、書店までなんでも揃っています。一度は足を運んでみるのも良いと思います。
サウスピーク関連のまとめ記事は、以下のリンクからお読みいただけます!
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