こんにちは、TOEIC985・英検1級ブロガーの相原 有希です。
たまにはちょっと趣向を変えて、「Yahoo!知恵袋」に投稿されている英語関連のエントリに勝手に回答してみようと思います。
「ああ、それ聞きたかった」と腹落ちしていただき、ベストアンサーを提示するのがゴール。
カジュアルな感じですすめていきましょう!
ID非公開さん2018/1/415:22:18
英語力、役に立ってますか?
大学受験のために、英語を勉強して偏差値65に到達、大学時代にTOEIC試験のために英語を勉強して、TOEICスコア680
で、今は会社員
英語なんて全く使わないなんで?英語を学ぶの?
補足
中国語とかじゃ?いけないの?
ちなみに、大学時代に中国語も勉強しました。こっちは少し役に立ってます。出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13184220413?__ysp=6Iux6Kqe
という投稿に対する、僕の個人的な所感を述べていきます。
投稿者の英語力について
大学受験のために、英語を勉強して偏差値65に到達、大学時代にTOEIC試験のために英語を勉強して、TOEICスコア680
多くの方が義務教育で英語にはじめて触れて、その後も高校、大学と学習を続けていきます。が、その学習深度や学習強度は人それぞれ。できる人は帰国子女並みにバリバリ喋れるようになるし、反対に、できない人は自己紹介すらできません。
投稿者は大学入学時点で英語の偏差値が65、大学在学中にTOEIC680ということで、英語レベルでいうとIntermidiateの下ぐらいに位置するのかなーと。おそらく基礎的な文法、単語の知識は押さえているのでしょうが、あと一歩の努力が足らない状況だと思います。
英語を使わない理由は「環境」と「レベル」の2つ
で、今は会社員
英語なんて全く使わない
そもそも、環境について言えば、英語をバリバリ使う会社員もいれば、英語をまったく使わない会社員だって当然います。今回は、投稿者がたまたま後者だっただけの話ですよね。例えば多国籍の企業ならば、チームレベルでも日常的に英語でコミュニケーションがおこなわれますし。
また、厳しいことを言うと、投稿者はまだまだ英語を「役立たせる」レベルには達していないんじゃないでしょうか。実際のシーンで英語を聞いて即座に理解したり、あるいはパパッと喋ったりするには、呼吸をするように(ストレスなく)英語を操れるよう特別の訓練をしておく必要があります。
受験英語、TOEIC英語はあくまでも「座学の英語」ですから、スコアの高低は英語力の指標たり得ません。文脈的には「これぐらいのスコアはあるけど、実生活では役に立たない」という感じでしょうが、そもそもの実力が足りていないだけだと思いました。
英語を学ぶ「意味」なんてその人次第
なんで? 英語を学ぶの?
英語を学ぶ「意味」を定義することはできません。意味は自分で見出すものだからです。
英語を使って何をしたいのか、どうなりたいのか。モチベーションの大部分は「憧れ」や「切迫感」によってドライブされるものなので、そもそもの熱量がなければ何事も身につかないのは当然です。「好きこそものの上手なれ」だし、逆もまた然り。
……直接の動機にはならないかもしれませんが、語学の習得には以下のようなメリットがあると言われています。ここから逆算してモチベーションづくりをするのもアリかもしれません。
- 母国語が進歩する
- 集中力が高まる
- よくある脳の病気を予防する
- 数学のスキルが向上する
- あらゆる学習が速くなる
- 外交的になり人に好かれるようになる
- 創造性が倍になる
- 自信が高まる
英語をツール<道具>として使うこなすことによる直接的なメリット、そして英語を学ぶ過程によって得られるという「メタ」的なメリットが存在する。これを知っておくだけでも、モチベーションは少し高まるはず。
中国語でもいいけど、そのままの意識じゃキツイ
中国語とかじゃ?いけないの?
ちなみに、大学時代に中国語も勉強しました。こっちは少し役に立ってます。
中国語に関しても、事情は英語とほとんど同じですね。1.中国語を使えるような環境に身を置き、2.実用的な中国語力を高め続ける。強い「憧れ」や「必要性」に引っ張られるようにして努力を続けていく。それだけですね。
よく「英語学習に注力すべきでしょうか?」みたいな質問を見聞きしますが、まったくもってナンセンスな質問だと思ってしまいます ……。学びたいなら学べば良いし、必要性を感じないなら学ばなければ良い。自由ですよ、そんなの(笑)。
自分の貴重なリソースを割く以上、その「投資」からどれだけのリターンが期待できるのかをシビアに計算すべきであるのは当然です。惰性で続けてもきっと実りは無いので、100パーセントの情熱を注げる対象を見つける方が幸せになれると思います。
以上
広告: 無料のLINEマガジン
このブログの運営主である迫佑樹さんが発信されている「スキルをつけて人生の自由度をあげる」をテーマにしたLINEのマガジンを紹介します。
プログラミングやブログ運営、ビジネスのことなどを知りたい方は登録必須です。
人生を変えるきっかけが欲しい方、ぜひチェックしてみてくださいね!