筆者は2012年にオーストラリアに1年留学し、その後2018年の9月から現在まで2ヶ月ほど東南アジアを周遊している。
そんな経験から思うに、特に「接客」に関して言えば、日本はある意味成熟しすぎており 完全にこじらせてしまっている。
過剰な気遣い、過剰なサービス。まあプロバイダー側が質を精錬していくのは本来望ましい姿勢なので良いけど、問題は客の意識と肥大した期待値。
ちょっと前にJRの運転士が乗務中に水を飲んで問題になったのは好例。「業務中はかくあるべし!」「すべからず!」みたいな意識。
飲食バイトが賄いを裏でこっそり隠れるようにして食べたりね(実体験)。そんなに「お客様に失礼」かなあ? なんだか息苦しいです。
オーストラリアでは、ピアスとタトゥーをしたイカツイお姉さんがガムを噛みながら(でもフレンドリー)にレジを打ってくれるし、
ベトナムの警備員はリクライニング全開にしてほぼ寝そべりながらスマホでYouTubeを見ているけどぜんぜん問題にならない。
勿論、日本もそれに倣え!とは手放しには言わないし、思わない。top-notchのサービスを提供できていないからこそ、途上国は途上国なのかもしれないから。
ただ、少なくとも現状のように「姿の見えないクレイマー」に怯えながら消耗するのはどうなんだろう。
きっと社会がある程度成熟しすぎて、「伸びしろ」を妙な部分に見出してしまってこじらせちゃったんじゃないかなーと思います。という話。
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