脳内音読をやめたいなら「Spritz」がオススメ
前述した脳内音読のクセを矯正するのにオススメなのが「Spritz」というソフト/Appです。ブックマークレットやスマホアプリがリリースされていて、誰でも簡単に利用できます。
1. Spritzとは?
Spritzとは、アメリカのソルトレイクシティに本社を置く”Spritz Technology”によって開発されたリーディング・ソフト(アプリ)。
任意の文章を「1単語ずつ」順番に表示させて読むことができます(フラッシュ暗算みたいなイメージが一番近いと思います)。詳しくは以下で解説していきます。
2. Sprintzの特徴
単語が一語ずつ高速で表示されていく
百聞は一見に如かず。Spritzがどのような動きをするのか、以下のWEBサイトにて試してみてください!
けっこう早くて大変ですが、意外と頭に意味が入ってきませんか? この「なんとなく意味が入ってくる」というのが目指すべき感覚だと僕は考えています。
しかも「脳内で声に出して読む」なんて余裕はまったく無かったはず。これも狙いの一つです!
音読や和訳をせず、反射的に 英語 → 意味 と理解できればリーディングスピードは格段に上がります。
ちなみにSpritzは、単語中の「赤色」の文字だけ見ていれば文章の意味が理解できる設計になっています。「目を動かす」動作をせずに済むから、文章理解に脳のリソースを割ける。これは発明ですよね。
リーディング学習のためだけでなく、単純に英文をザーッと速読したいときにも使えるツールです。
実際にSpritzを使ってみよう
Spritzは、パソコンのブラウザ(ブックマークレット)、スマートフォンアプリ、ウェアラブル端末等さまざまなデバイスで利用することができるのも◎。
1. PCのChromeブラウザ上での利用
まずはこちらのページに飛びます。
その後、「Spritzlet」ボタンをブックマークバーにドラッグ → 読みたい文章のページでSpritzletを起動 → 読みたい箇所をドラッグで選択
あとは再生ボタンを押すだけで、選択箇所をSpritzが自動的に流してくれます。このブックマークレット機能が便利すぎてヤバイです。
2. スマートフォンでの利用
ただし「Spritz」というタイトルのAppではなく、サードパーティ製Appに「Spritz」の技術が搭載されている、みたいな感じ。
以下はiPhone上でSpritzを利用したときのキャプチャです。
スマホアプリもかなり使いやすいので、スキマ時間を英文速読の練習にお役立ていただければと。
2018年7月25日追記:ちょうど良い「リーディング素材」の探し方
Spritzを使って英文速読の練習ができるのはわかった。
じゃあ、そもそも「英文」はどこから持って来れば良いの?
という方のために、目的ごとの参照先を以下にまとめておきます。参考までに。
TOEIC学習者向け
英検学習者向け
リサーチ中
TOEFL学習者向け
リサーチ中
IELTS学習者向け
リサーチ中
その他学習者向け
リサーチ中
リーディングスピードに関して補足
ちなみに単位の「wpm」は、word per minute の略で、1分間に何語読めるか(=スピード)を表すものです。
- 170-199 [Very slow]
- 200-229 [Slow]
- 230-249 [Average]
- 250-299 [Above average]
- 300-349 [Medium fast]
- 350-449 [Fast]
- 450-549 [Very fast]
- 550-650 [Exceptionally fast]
出典:英検1級からの英語力再構築さん
どれぐらいのレベルを目指すべきかは人によりますが、ネイティブスピーカーの平均速度が250wpmであることを考えると、200wpmぐらいでけっこう早い部類になるのではないかと予想。
ちなみに僕は、超集中すれば300wpmぐらいでなんとか読めます。お試しあれ。
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