こんにちは,相原 有希です.
5年前に1ヶ月ほど滞在して心底気に入った楽園ケアンズ.セカンドワーホリの今回はここを開始地点に設定しましたが,人によってはかならずしも最善の選択ではないのかなーと.
その理由を2つ挙げて説明していこうと思います.
1仕事の求人が少ない
オーストラリア最大の都市であるシドニーや,次いで大きいブリスベン,メルボルンなどと比較すると,ケアンズはやはり規模感は劣ってしまいます.素晴らしい観光都市ですけどね.
そのため,ワーホリではじめて海外に出てきて,まだ英語に堪能ではない日本人にとっては,ケアンズ内で仕事を探すのは意外と困難な場合が多いようです.
日本人を含むほとんどのアジア人はまず最初にレストランのホールスタッフとして勤務するわけですが,肝心のアジアンレストランが全然多くないんですよ.オーキッドプラザ Orchid Plaza内に数件,市内に十数件ぐらい?
こっちで友達になった韓国人から聞いた話では,彼の友人たちのほとんどは,仕事が見つからず,既にケアンズを出てシドニーやメルボルンに引っ越してしまったとのこと.
肌感ですが,英語レベル中級ぐらいでやっと旅行業・観光業の仕事が見つかったり,上級以上でローカルのカフェ・企業が見つかったり…と,そんなイメージですね.
以上が,ケアンズをワーホリの開始地点とすべきではないのかな?と感じるひとつ目の理由です.
2日本人が多くて興ざめする
オーストラリアの玄関口として知られるケアンズ.日本からもっとも近くて行きやすいためか,日本人観光客(あるいは留学生)がとにかく多い.
街でも普通に日本語の会話が聞こえてきますし,日本語の看板を掲げたお店,日本円が使えるお店,日本語で接客するお店もけっこう多い印象です.
いざという時に日本語が通じるという安心感はありますが,逆に「異国の地で英語漬けになりたい!」というストイックな方には向かないかも.
ケアンズで日本人以外の友人を作りたいなら,現地のコミュニティにガンガン顔を出していくのが良いでしょう.僕がオススメするのはやはり教会 Churchです.詳しくは以下.
重要なのは本人の意志力と行動力ですが,やはり人付き合いも小さくまとまってしまいがちなケアンズ.
ここをスタート地点とするよりは,むしろオーストラリアの都市を一通りまわったあとの「最終地点」としてケアンズを満喫するほうが楽しいかもしれません.
日本語環境も無視できないほどに多いというのが,ふたつ目の理由でした.
まとめ
ここまでお読みいただき,ありがとうございます.最後に今回の記事の要点をサクッとまとめます.
- 仕事の求人が少ない
- 日本人が多くて興ざめする
どんなに素晴らしい都市にもそれぞれの長所と短所 pros and consがあるので,自分の目的に合った場所を見つけるようにしたいですね.
一番バランスが良いのは,まずはオーストラリア最大の都市シドニーに行って仕事・友人・情報を手に入れて,その後メルボルン/パース/タスマニア…と枝分かれしていく動線でしょうか.
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