こんにちは、相原 有希と申します。当ブログへお越しいただきありがとうございます。
今回の記事では、USCPA(米国公認会計士)試験の概要およびオススメの予備校・スクールを徹底的にまとめて比較してみました。
僕自身が実際に足を運んでみて感じたこと、実際に予備校を利用していて気づいたこともふんだんに盛り込んだ内容になっています。
- USCPA(米国公認会計士)についてよく知らないけど興味がある
- 米国公認会計士になりたいけど、どの予備校が良いのかがわからない ……
こんな方は、是非とも続きをご覧ください。
USCPA(米国公認会計士)受験に予備校の利用をオススメする3つ理由
「別に独学でも受かればいいんでしょ?」という方もいらっしゃるかも知れません。もちろん、予備校に通うかどうかは自由です。
ただ、以下の3つの理由から、USCPA(米国公認会計士)の学習者で予備校に通う方が圧倒的多数ですし、僕もそのうちの一人です。
1不足単位の取得や受験手続きがとにかく煩雑
前述の通り、USCPA(米国公認会計士)を受験するための要件として、会計・ビジネス科目の単位を有していることが必要になってきます。
もし仮に、大学在学中にこれらの単位をカバーできていなかった場合、不足している分の単位を何らかの手段で取得しなければ、試験にエントリーすることさえできません。
今回の記事で紹介するような予備校に通っていれば、予備校が提携している海外大学の講座を受講して不足分を補うという大技が使えますが、独学の場合そうは行きません。
ちなみに僕も会計の単位が足りなかったので、グアム大学の講座を受講して単位取得して条件を満たしました
またUSCPA(米国公認会計士)の受験手続きはけっこう複雑で、英語が得意な人であっても判断に困るシーンが意外と多いんです(僕も英検1級を所持していますが、無駄なやりとりを何往復もしてしまいました ……)。
予備校では受験手続にかかるサポートやアドバイスも受けられるので、100%勉強にフォーカスすることができる。これが、予備校に通う第一のメリットです。
2英語と会計がある程度できないと独学では合格できない
USCPAの試験は英語で出題されます。1問にかけられる時間はわずか90秒。この時間内に問題の意図を理解し正解を導き出さなくてはなりません。日本語に変換して考えて、さらに英語に変換して回答する余裕はないのです。
出典:https://www.uogjp.com/about/
USCPA(米国公認会計士)試験は、アメリカの機関が運営しているため、受験手続〜試験問題まですべて英語で行なわれます。英文を即座に理解するだけの英語能力が前提条件として求められるのです。
僕の体感では、独学だけで市販のCPAのテキスト(”wiley”等の洋書)を読みこむには、少なくともTOEIC800点以上ぐらいはないと厳しいのかなという印象です。
加えて、USCPA(米国公認会計士)を日本の簿記検定で例えると「1.5級」ぐらいの水準だとよく言われます。つまり、基礎的な会計知識を持っていない場合、独学合格はさらに遠のくことに ……。
高いレベルの英語力と、会計知識。この2つを併せ持っており、なおかつ煩雑な受験手続に耐えうる人でなければ、独学だと挫折してしまう可能性が高いと思われます。
予備校では、英語力に自信がない人に向けてオリジナルの日本語テキストを用意していたり、あるいは簿記を基礎から学べるようなサポートも充実しているので安心ができます。
「何から何まで自分一人でやるんだ!」というこだわりが無いのなら、素直に予備校代に投資をしたほうが結果的に安くつくでしょう(1科目落とすごとに6万円吹っ飛びますからね ……)。
3予備校独自の人脈、求人のツテと繋がることができる
予備校には、全科目合格者を対象としたキャリアサポート制度が用意されています。
「全科目合格おめでとう、あとは頑張ってね」と僕たちに丸投げするのではなく、会計士や監査人として転職を成功させるまでサポート体制が続くのが何よりのメリットなんです。
USCPA(米国公認会計士)に全科目合格しても、そのあと転職できなかったら意味ありませんからね ……。
予備校独自のルートで仕事を紹介してもらえる「クローズド」な(予備校生限定参加の)マッチングイベントもけっこう頻繁に開かれたりしているので、全科目合格が見えてきたらガシガシ活用していくべきでしょう。
こうしたメリットも独学では決して得られないものなので、USCPA(米国公認会計士)合格そしてその後の転職活動をスムーズに成就させたいのなら、迷わず予備校に通うことをお薦めします。
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