国家総合職の合格に予備校利用が有効である2つの理由
まず、「そもそも予備校って入ったほうがいいの?」問題についてクリアにしていきましょう。
結論から言うと、資金に余裕があるなら迷わず入れ!です。理由はカンタンで、これが非常にリターンの大きい投資だから。
詳細は以下にて。
理由1無駄なく「最短距離」で結果が出せる
冒頭でも述べましたが、僕は2014年の4月からおよそ一年間(1400時間)、たった一人で勉強を続けました。
……そもそも僕は商学部出身なので、法律なんて生まれて初めて勉強するようなものでした。
「憲法」が何か「民法」が何かすらわかっていなかったようなクソ大学生だったので、学習の進め方をどうしていくべきかをプランニングするのに本当に骨が折れました。
無駄な作業もたくさんしましたし、逆に、やらなければならない作業もいくつもスキップしました。
総括すると、めちゃめちゃ遠回りだった可能性が高いです。
- 配点の低い問題(生物とか美術)にけっこう時間を割く
- 難しいと言われている「国際法」にわざわざ手を出す
- 試験直前になって急に「刑法」に浮気して本番で間違える
- 官庁訪問の情報が少なすぎて「キーマンは誰」みたいな会話に全くついていけない
少々値は張るものの、予備校にしっかりと入っておけばこの辺りの問題は起きなかったんだろうなーと。
むしろ、もっと効率的に学習ができて、席次も高かったかも。最終合格=ゴールじゃなくて、省庁内定=ゴールなんですよね…。
「官庁訪問に席次は重視されない」という意見もありますが、少しでもライバルよりも上位にいたほうが有利になることは自明なので、賢く投資して成果をあげるのが戦略としては◎です。
お金が無い?
学生さんなら親に頭を下げて60万円借りましょう。で、官僚になって倍にして返せば良いじゃないですか。
社会人なら半年ぐらい貯金しましょう。何も「絶対に不可能」な金額じゃないんですから。
理由2官庁訪問対策も万全。省庁攻略のための「冊子」まで手に入る
僕が国家公務員試験の官庁訪問を通して痛感したのが、予備校の持つネットワークと情報力の強大さです。
僕の肌感覚では、独学合格者は少数派で、大半の学生がTAC、LEC、大原といった大手予備校の生徒でした。
彼らが小脇に抱えていたのが、「官庁訪問対策本」。
そんなもの、当然ですが市販されていません(オークション等で手に入りますが、旧版なので役に立ちません)。
一度、仲良くなった人に中身を見せてもらったことがありましたが、普通では知り得ないような超具体的なアドバイスが書かれてあって驚きました。
予備校のOBに当たる現役職員からのリークや、全国の受験者らの知見が結集されていて「ああ、予備校に入るメリットはここにあったんだ」とそのときになって痛感しました…。
効率的な学習による時間短縮、独自のネットワーク・情報をお金で買えるわけですからね。そりゃ皆んな予備校に入るよなーと。
お金に余裕があるなら(無くても)予備校に入ったほうが、長い目で見たときに得をする可能性が高い
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