こんにちは,相原 有希です.
僕は2013年に1ヶ月半ほど,そして現在2週間弱,オーストラリアのケアンズに滞在しています.その中で,割と色々な光景や話を見聞きしました.
その知見から,今回の記事ではケアンズの「治安」について考えてみようと思います.雰囲気は良いのか? アボリジニの人々は多いのか? 事件はあるのか?
ワーホリや海外留学,海外旅行の渡航先としてケアンズを選ぶすべての日本人が知っておくべきことをシェアできればと.
結論から言うと,ケアンズの治安は悪くないと思う
一般的に言って,ケアンズの治安は「悪くない」と思います.少なくとも僕が滞在した2ヶ月の間では,トラブルや危険に巻き込まれることは全くありませんでした.
シドニー滞在中には「レッドファーン Redfern には行くな」とよく言われたものですが,ケアンズでは共通認識のある危険地域の話はあまり耳にしません.
日本人も含め,世界中から観光客が集まり,さらに現地のアボリジニの人々も多く行き交うケアンズ.容姿(肌が黄色いこと)で差別を受けることも特に無い気がします.
ただ,だからと言って手放しで安心していいのかと言うと答えはノーで,次に挙げる2つのことはケアンズを訪れる前に必ず押さえておくべきでしょう.
ケアンズで気をつける(避ける)べき2つのこと
1. 夜道を一人で歩くこと
夜間に一人で出かけたり,人気の少ない通りを歩いたりすることは極力避けましょう(これは日本でもそうですが).ケアンズでは肌の露出が多くなりがち.女性が一人で出歩くのは,たとえ日中でも十分に注意すべきでしょう.
今から21年前の9月20日の昼ごろ,ダイビングのインストラクターの資格を取るためにケアンズに滞在していたMichiko Okuyamaさんという日本人女性(当時22歳)がオーストラリア人の16歳の少年に殺害されるという事件がありました.
詳細はCairs Postの記事や被害者遺族の方の陳述から知ることができます.凄惨な事件で,Grafton Streetの147番地にはMihciko Memorial Gardenという慰霊碑も建てられ祀られています(現在,周辺工事中のため立入不可).
いたずらに脅かそうというわけではありませんが,同じ日本人として,過去にこのような事例があったということは知っておくべきなんじゃないかと思い紹介しました.
その他にも例えば夜のバーで仲良くなったオージー(白人)から性暴行を受けたり,ヒッチハイクで乗り込んだ車に連れ去られたり…と女性は狙われやすいので注意.
2. アボリジニの人々
僕はシドニー,メルボルン,ホバート,ローンセストン,パース,ケアンズに滞在したことがありますが,街中でアボリジニの人々を見かける回数はケアンズが群を抜いて多いです.
アボリジニの人々の中には,ホームレスのように通りに寝転がり,昼間から酒を煽ったり,謎の奇声をあげたりする人もいて近寄りがたいですよ.アボリジニ同士でしかつるんでいないし.
生活保護を受けているアボリジニーの方たちは、昼間からお酒を飲み酔っぱらって町中で寝転がっているという姿を目にします。
ただ、俺が旅立つとき、この国に詳しい人達から一様に言われたのは「アボリジニには気を付けろ」ということだった。アボリジニによる盗み、強盗、殺人などの事件がかなり多いのだと聞いた。
街でアボリジニの集団を見かけた時に、彼等の目をにらみつけたり、無意味に話しかけるとトラブルの原因となることがあるので、十分注意する。
というようなことを言及するブログ記事も散見されることから,ケアンズにいるアボリジニの人々に用もなく話しかけるのは避けたほうが良さそうです(人種で括るのは良くありませんが).
ちなみに先日,街中でオーストラリア人男性(白人)がアボリジニの男性に絡まれてストリートファイトにまで発展するのを目撃しました.皆さんもご注意を.
ケアンズの要注意地域
僕自身が見聞きした実体験や,ネット等でリサーチした情報を元に,ケアンズで特に注意すべきエリアをマップにしてみました(随時更新予定).
あくまでも一個人の意見として参考にしていただければ幸いです.
一部補足すると,
- ケアンズ東端のWharf Streetの郵便局近くで,前述した日本人女性殺人事件があったようです
- ケアセン(Cairns Central Shopping Centre)の裏と表は,夜間人通りも少ないので注意
- 西側のMinnie Streetでは過去にレイプ事件があったそうです
共通点としてはやはり人通りの少ないエリアであるというところでしょうか.気をつけたいですね.
ワーホリ・海外留学の際にはかならず保険加入を!
少しでも海外に住むと,日本ほど治安の良い国はないんじゃないかと心底感じます.公衆衛生は整っているし,一般の人々の教養や良識にもバラつきが少ないし.
そんな「安全国家」日本を飛び出して海外で学ぶわけですから,渡航先での予期せぬリスク(ケガや病気)に備えておくことが絶対に必要です.
具体的には,海外での傷害に伴う医療費や通院費をカバーしてくれる保険(=海外保険)へ加入するのがオススメ.
今回紹介したような事件やトラブルに巻き込まれずに済んだとしても,ファームジョブでケガをして指先を切断したり(僕の知人の実体験),アクティビティの際に負傷したり…と不安のタネは尽きません.
留学期間をより充実させて実りあるものにするためにも,AIU ワーキングホリデー保険に資料請求をしたりして,事前に保険のことを調べておきましょう.
またクレジットカードには海外旅行保険が付帯している場合もあるので,そちらもチェックしてみてください.
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