【2018最新】iPad Proのお絵描き/イラスト有料アプリ5選【おすすめ】

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おかげさまで、この記事から累計「59」個のデザインアプリがダウンロードされています。

非常に多くの方にご満足いただき、嬉しく思っています。ありがとうございます。

筆者による使用レビューなんかも随時追記していきますので、チェックしてみてくださいね!

こんにちは,デザイナーの相原 有希です.

Apple製品には独特の魅力があって,何度手放しても結局はまた欲しくなってしまう.僕にとっては「iPad Pro」がその典型だったりします.

札幌のじゃんぱらでiPad Proの10.5インチ版を購入してから「3ヶ月」ほど使用しましたが,どう考えても最高すぎ.作業が超捗ります.

 

さて,今回の記事では,

  • これからiPad Pro + Apple Pencilを購入したいと考えている方
  • 購入したものの,どのアプリをインストールしたら良いか悩んでいる方

に向けて,お絵かき/イラスト/デザイン系の有料アプリだけにフォーカスして完全使用レビューしていきます.

相場は1200円ほどとお高いですが,バシッとハマれば超捗るので良い投資かと.

 

なぜ有料アプリをお薦めするのか?

一般的に言って,有料アプリのほうが「使っていて気持ちが良い(使用感が優れている)」ものが多いのが大きいと僕は感じます.

無料アプリと違って,有料のアプリでは開発から改善(アップデート)まで圧倒的な人的・技術的リソースを割けるから当然でしょう(というか無料アプリに負けてたらヤバイです).

あくまでも利用者本人がどこまでイラスト制作/デザインにコミットするのかにもよりますが… 多少コストがかかっても「良いモノ」を使いたい!という人も多いはず.

今回の記事はそんな方に向けて書いています.以下,僕が自腹で購入した有料アプリを5つレビューしていきます.

 

僕がダウンロードしたお絵描き/イラスト系有料アプリ5選

  • Graphic
  • Concepts
  • Procreate
  • Affinity Photo
  • Pixelmator

それぞれ詳しくレビューしていきます.

 

1Graphic for iPad – Indeeo, Inc.(1080円

僕が一番気に入っているのが「Grapic」というアプリ.ブログのアイキャッチや記事内資料(図表とか手書きマップ)を作成するのに活用しています.

イラレ風のベクタ形式で描けるiPad Proアプリ「Graphic」の使い方

2018.04.16

使用感としてはPC版のAdobe Illustratorと近い感じでしょうか.ベクター形式の線画が描けるので,イラレユーザーの方は違和感なく移行できると思います.

価格は買い切り1080円.少々お高い気がしますが,Adobeに毎月2500円課金し続けるよりは実は安上がりだったりします.乗り換えを検討してみては?

ブログデザインにAdobe純正Illustratorは不要。おすすめ代用アプリと使用方法(Mac向け)

2018.09.09

以下は使用者のレビュー抜粋.

定番アプリの一つ
ベクターグラフィック編集アプリとしては十分な機能を持ち、シームレスなデータ共有でMac版でも継続編集が可能です。メモリの余裕があるiPad Proでの利用をお勧めします。
アプリUIデザインが独自なので、少し古い印象もあるかもしれませんし、Filesアプリとの融合もまだですが連携は可能ですし、機能的に不足はありません。
唯一の課題は、他のアプリデータの日本語テキストを含んだデータの読み込みは未対応であること。一つのセンテンスも一文字ずつの豆腐フォントになってしまいます。今後対応を希望します。
ちなみに、このアプリ内で日本語テキストを使う分には何も問題ありません。

待望のパターンに対応

愛用してます
パターン塗りつぶしの実装
Applepencilとゼスチャーの併用が可能になり必要な機能が揃ってきました

 

2Concepts – TopHatch, Inc.(1200円)

コンセプトは、プロのクリエイター向けの受賞歴を誇る高度なスケッチ&デザインアプリです。無限のキャンバスと有機的なブラシ、絵具、反応の良いベクター描画エンジンと、直感的に使える精密ツールで、これまでにない自然な感覚のデザイン体験をお届けします。建築家も、製品デザイナー、イラストレーター、視覚的に考える方も、デザインをどこでも繰り返し適用し、共有できるアプリです。

プロダクトのアイディアから,建物・土地の製図までプロユースで活躍してくれるのが「Concepts」というアプリ.…とは言え僕はまだまだ使いこなせていません(練習中).

補足.アプリ自体のインストールは無料で行えますが,実際に活用していくには下記の「必需機能」に課金する必要があります.
  • 必需ツール ¥1,200
  • PDF必需ツール ¥600
  • Essentials (iPhone Only) ¥600
  • DIYステッカー ¥480
  • Shape Library ¥240
  • 10のオブジェクトパック ¥1,800
  • 3 Object Pack Credits ¥600
  • エブリシング(毎月) ¥550
  • Pro Pack [Legacy] ¥960
  • 5 Object Pack Credits ¥960

とりあえずは1200円で「必需ツール」だけを追加して,慣れてきたらその他のツールに手を出すのが良いかも.

以下は使用者のレビュー抜粋.

簡単に使える

できない事があるからこそ、このアプリの立ち位置を明確にしている。でも、フォントは選べるようにしてほしい。

便利に使っています

手書きと補正のハイブリッドなところが気に入っています

 

3Procreate – Savage Interactive Pty Ltd(1200円)

Apple Design Awardを受賞、そしてApp Store Essentialとして取り上げられたProcreateは、モバイルデバイスのためにデザインされ、クリエイティブなプロフェッショナルのための、これまでで最もパワフルな、スケッチ、ペイント、イラストレーションのためのAppです。アーティストのために必要なすべてを備えたこのツールボックスは、どこにいながらでも、美しいスケッチや息をのむペイント、そして驚きのイラストレーションを創作するお手伝いをします。

iPad Proの高精細画面を最大限に活かせるアプリが,この「Procreate(プロクリエイト)」.ブラシの種類の多さ(136タイプ以上!)とカスタマイズの自由度の高さが抜きん出ています.

上の作例(スクリーンショット)をご覧いただけばわかりますが,Apple Pencil一本で息を呑むような幻想的なイラストが作成できるポテンシャルを秘めています.

価格は1200円と安くはありませんが,イラストガチ勢ならProcreate一択かも.以下は使用者のレビュー抜粋.

エディターのおすすめ

高度な描画、画像調整機能を備えたイラスト制作App「Procreate」。多彩なブラシが用意されているので、水彩画のような手描き風の絵はもちろん、テクスチャなどを自作して登録すれば、オリジナリティーあふれるタッチの作品も簡単に仕上げることが可能です。高速で動作するため、すべての操作も快適。Apple Pencilを利用すれば、さらに自由度は高まります。iPadの大画面をキャンバスにして、思いのままに描いてみましょう。

総合的に大変完成度の高いアプリ

ブラシもそのカスタマイズ性も大変充実しておりその辺りは満足しています
現状の不満点は、
レイヤー数に上限があること
図形描画ツール並びにテキスト挿入がないこと
筆跡の補正処理?が強すぎること(入り抜きともに調整が難しい)
iOS標準の「メモ」と比べて上記の補正処理?のせいかブレた線になることがあることです
いずれもアップデートによって修正がなされるであろうと期待しております

 

4Affinity Photo – Serif Labs(2400円)

iPad用Affinity Photoを使用すれば、超高速でパワフルな没入型の写真編集機能を、自宅でも、スタジオでも、移動中でも利用できます。すべてのツール、パネル、コントロールは、タッチ操作に対応するため、隅々まで注意を払い、根本的に見直されました。すべてのレンダリング、調整、ブラシ、フィルタは、Metalハードウェアアクセラレーションに完全に対応しています。その効果は絶大で、まったく新しい方法と驚くほどのパフォーマンスで画像を操作できます。

「Affinity Photo」は,イラストアプリというよりは写真編集アプリという方が正しいかもしれません.PC版Adobe Photoshopの「iPad移植版」というようなイメージでしょうか.

iPadのマシンパワーをフルに使用するため,処理が重くなってしまい,他のアプリの動作が若干鈍ることもあるのが玉に瑕.操作も難しいのでPhotoshopの知識は必須でしょう.

以下は使用者のレビュー抜粋.

iPad初のプロユースな写真編集アプリ

iPadでここまでできるのは非常に良い。仕方ないことだが重たい処理が多く、pcと違いそれ以外の動作ができなくなるので残り時間を出すなどして欲しい。

他のレビューで指摘されている通り、チュートリアルが足りてないのは事実だとは思いますが、そもそもpc版 photoshopなどの知識なしにこのアプリを使うのは難しいので購入に際して注意してください。

本格的な画像編集アプリです。

とても高機能で本格的なアプリです。
使いこなすには時間がかかりそうです。
初心者向けではありません。
このアプリと併用してカラーマネジメントに対応できる、プリント用のアプリが開発されることを期待します。

 

5Pixelmator – Pixelmator Team(600円)

Pixelmator for iPad は画像の作成、編集、洗練といったすべての機能を搭載した強力な画像エディターです。Mac と iPad 間でシームレスに動作することはもちろんのこと、Adobe Photoshop を使用している人とも簡単で画像のやり取りが行えます。
Pixelmator は最先端の iOS テクノロジーをフルに活用して、秀逸な画像の作成、描画とペイント、魅力的なエフェクト、驚くほどシンプルな構図を作成できる高速かつ強力なツールを搭載しています。画像が完成したら、全世界の人と共有してください。

最後に紹介するのが「Pixelmator」というアプリ.価格は600円と,これまでに紹介してきたアプリよりは手が出しやすいのが嬉しい点.

ゼロベースでイラスト制作することもできるし,既存の画像を編集することもできます.ただし,上記の「Procreate」や「Affinity Photo」よりも知名度が劣るため情報も少ないです.

以下は使用者のレビュー抜粋.

エディターのおすすめ

プロレベルの編集ツールで思い通りの画像や写真を制作

気に入っています

全く知られてないようですが、自由でとても使い勝手が良いので重宝しています。pc版も使いやすい!

 

まとめ

ここまでお読みいただき,ありがとうございます.

今回の記事では,僕が真っ先にインストールしたiPad Pro用のお絵描き/イラスト系有料アプリの使用レビューをご紹介しました.

こういうアプリの決め手は「インターフェイス」と「用途」だと思っていて,具体的には次のようにまとめられるでしょう.

  • 「イラレ的にベクター画像を作成したい」→Graphic
  • 「プロダクトや建物の製図がしたい」→Concepts
  • 「幻想的なイラストが描きたい」→Procreate
  • 「10インチ画面で本気の写真編集がしたい」→Affinity Photo

どれも1000円以上はする有料アプリなのでほんの少し勇気が要りますが,バシッとハマれば人生が変わるレベルで捗りますので,是非試してみてくださいー!

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