NAATIに日本語運転免許証の「英文翻訳」を依頼する具体的なステップ(Uber Eats)

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こんにちは、シドニー滞在中の相原 有希です。

前回の記事(オーストラリアのUber Eats登録手続きに「日本語免許証」は使えない?対策は?(2018))の中で、NAATIという団体について触れました。

この記事では

  • NAATI(ナティ)とは?
  • NAATIに免許証を英文翻訳してもらう具体的ステップ
  • NAATIの翻訳免許でUber Eatsの審査に通るのか?

といった点について詳述してきます。

オーストラリアでUber Eatsの配達員(自転車)として活躍したいけれど、手続きで躓いている…という方必見です。

NAATI(ナティ)とは?

NAATI=オーストラリア政府公認の翻訳団体

NAATIは National Accreditation Authority For Translators and Interpreters の略称です。
オーストラリアの政府が出資し、1977年に創立され翻訳者や通訳者の国家資格の認定をしています。
現在、NATTIはオーストラリアの連邦並びに州政府が所有する会社法人です。
出典:https://sydney-study.com/naati/

NAATIとは、オーストラリア政府によって保有されている法人で、翻訳・通訳の国家資格を認定しています。
(国によって運営されている、というのがポイントです)

NAATI認定翻訳家=国のお墨付き翻訳者

NAATI公認のコースを履修・修了し、難関試験にパスすると「NAATI公認翻訳(通訳)者」として仕事ができるようになります。
(認定資格はレベル1〜レベル5まであり。資格は数年おきに更新が必要)

NAATI認定翻訳家に、免許証の英文翻訳を依頼しよう

さて、Uber Eatsのドライバー登録の際に、IDとして運転免許証をアップロードする必要がありますが、日本語表記だとreject(拒否)されてしまうことは前回の記事で触れました。

そこで、この「NAATI認定翻訳家」の方に依頼して、日本語の運転免許証を英文翻訳してもらいましょう。

 

NAATI認定翻訳家に免許証の英文翻訳を依頼する方法

1翻訳者(あるいは業者)を選ぶ

NAATIの認定資格を保有している人はたくさんいます。日本人向けのサービスですと、Easy Peasy Japaneezyという業者が有名ですね。(僕もこちらに依頼しました)

あるいは翻訳者個人のブログやSNSからコンタクトを取り翻訳依頼を出すこともできるので、「NAATI 翻訳」といったキーワードでググってみてください。

以下、Easy Peasy Japaneezyのサービスを例に挙げて解説します。

2見積もりを出す

まずは見積もりを出してみます。ちなみに僕は

  • 日本語免許証→英文翻訳 1通
  • PDF納品希望
  • クレカ(Paypal)決済希望

で、合計70AUD(6,000円程度、決済手数料5AUD含む)でした。納期は、決済日から3営業日以内。

そもそも何の文書を翻訳するのか、PDF納品と書面納品どちらを希望するのか、特急仕上げにするのか… によって金額が変わってきます。

まずはホームページ記載のメールアドレスから連絡してみましょう。

3Paypal等でオンライン決済する

担当者とメールで取引内容をすり合わせ、問題がなければ決済に進んでいきます。

決済方法は「銀行振込」も選べますが、入金確認に時間がかかったりすることを考えると、瞬時に支払いを済ませられる「クレカ(Paypal)決済」がおすすめ。

このような電子請求書をメールで送ってもらい、記載のリンクから決済を行います。

4運転免許証の写真(おもて・うら)を送付する

決済を先に済ませてから、業者に再度連絡を入れます。まず、決済完了を証明できる書類や画面のキャプチャを添付。

そして、運転免許証の写真データをおもて・うら両方添付します。この時、本人氏名の英語表記(例: Yuki Aihara)も記載します。

内容を確認し、メールを送信すれば依頼完了となります。

5PDFファイル(あるいは郵送)にて納品される

納期は3営業日と聞いていましたが、朝イチで決済したおかげか、なんと当日の夜にメールで納品してもらえました。

こんな感じで、運転免許証(おもて・うら両面)の記載事項をそれぞれ英訳してくれています(右下にNAATIの公印もあり。)

「顔写真の欄は空欄のままで良いのか?」と問い合わせましたが、このままで大丈夫だそうです。

あとはこちらの文書をUber Eatsにアップロードするだけです!

 

NAATIの翻訳免許でUber Eatsの審査に通るのか?

翻訳版の免許でUber Eatsの登録に使えるのか? と疑問に思う方もいらっしゃると思います。

僕が2018年11月12日にUber Eatsのヘルプデスクに電話確認したところ、

Regarding your concern, we will consider your Driver’s Licence NAATI translated. You can upload the document for approval.

という回答をもらっているので大丈夫かと。この辺りも続報をお待ちください。

2018年11月15日追記

昨晩(23時ごろ)アップロードしたNAATI翻訳の英文免許証が、Uber Eatsによって正式に認可されました。

いやー、紆余曲折ありましたがようやくUber Eatsのパートナー(配達員)登録が完了しました。

このあと、UberのGreenlight Hubという本部に行き、あの四角いカバンを受け取れば手続き終了です。

Uber Eatsの「四角いバッグ」を受け取りにGreenlight Hubまで行ってきた(シドニー)

2018.11.16

 

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

今回の記事では、NAATI認定翻訳者に依頼して、日本語の運転免許証を英文に翻訳する方法を説明しました。

参考になれば幸いです。

シドニーでUber Eats初稼働してきたので初心者が不安に思うことを解消していく

2018.11.19
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