勉強ができない/苦手な人に共通する「10の特徴」と解決策を語る

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こんにちは、自称・難関資格マニアの相原 有希です。

この記事をご覧になっているあなたは、おそらく「勉強 できない」といった検索ワードから当ブログにお越しいただいたのだと思います。

   

僕はこれまでに、「勉強が苦手で困っている」という方のお話を聞かせていただく機会が結構ありました(知人やブログの読者さんなど様々です)。

そして、僭越ながらアドバイスをさせていただく中で、勉強が得意ではないと感じる方にはいくつかの共通点があることに気づいたんです!

 

今回の記事では、タイトルの通り「勉強ができない/苦手な人に共通する特徴」を10個挙げ、それぞれ解決策を見ていきましょう。

受験・資格試験を控えているという方は、「自分はこの10項目に当てはまっていないだろうか?」と確認しながら読み進めていただければ幸いです。

 

勉強ができない/苦手な人に共通する「10の特徴」と、その解決策

以下、勉強の効率を下げている可能性のある項目を10個リストアップします。

もちろん、以下に当てはまったからといって即NGというわけではありません。勉強の仕方には個人差もありますしね!

あまり固執しすぎず、「勉強のヒントが何か見つかれば良いな」ぐらいの軽い気持ちで読んでいただくことをオススメします。

それではまいりましょう!

 

1ゴールから逆算していない

目標設定の鉄則は、ゴールから逆算すること

目標設定は、以下のような順番でおこなうべきだと僕は考えています。

  • 具体的な数値目標(ゴール)を立てる
  • 期日を設定する
  • 必要なタスクをあぶり出す
  • 今日何をすべきか?を割り出す

今日はこれをやろうかな → じゃあ、明日はこうしようかな、と積み上げていく方式ではなく、ゴールから逆算しましょう!

ゴールは、憧れや喜びを伴うものにしよう

設定すべきゴール(あるいはその先にあるビジョン)は、「憧れ」や「喜び」を伴うものにしましょう。理由はカンタンで、そうでなければ頑張れないからです。

勉強が行き詰まったときや辛くなったときに、自分を鼓舞してくれるようなゴールが望ましいです。無ければ、勝手に作ってしまいましょう!

関連記事絶対に挫折しない、最強の目標設定法(執筆中)

 

2本の「目次」を活用していない

参考書を買って、まず最初に「第1章の、第1項」を開けるのではなく、誰もがスキップしがちな「目次」を見てみましょう。

目次=本の内容を極限までシンプルに削ぎ落とした姿

「え、目次?」と思われるかもしれませんが、目次は本一冊の内容を極限まで削ぎ落としたもので、非常に純度の高いエッセンスの集合体なんです。

僕が試験勉強の際にまずすることは、目次の暗記です。本をそのまま頭にインストールすれば、試験は割と楽勝になります。そして、そのためには目次を活用するのがオススメです。

資格試験受験者が「宇都出雅巳」氏の勉強法を必ずチェックすべき理由

2018.06.21

目次=自分がいまどこにいるのかがわかる道しるべ

難解な法律科目などでは、「自分が今何を勉強しているのか」がわからなくなることがあります。こうした迷子状態から抜け出すためにも、都度目次を参照するのが良いでしょう。

どういったテーマの中の、どういった論点について書いてあるのか。これを意識しながら読み進めるだけで、定着率に雲泥の差が出ます。

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2018.02.15

 

3時間を測っていない

なんとなく、ダラダラやっていませんか?

人間の脳というのはたいへんな怠け者なので、自分の意思の力だけではなかなか勉強に集中することができません。ついスマホを見てしまったり、テレビをつけてしまったり ……。

そんなときに効いてくるのが、外からの強制力。具体的には、ストップウォッチで時間を測ってやるのがオススメです。

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2018.02.15

ストップウォッチで「締め切り」を設定し、気を引き締めよう

ストップウォッチで時間を刻みはじめた瞬間から、自分の意識がはっきりと変わるのを体感することができます(これを「締め切り効果」と言うようです)。

齋藤孝さんの著書『15分あれば喫茶店に入りなさい。』でも、このストップウォッチ・メソッドが紹介されているので、ご興味があればどうぞ。

「時間が無い」が口癖のあなたには『15分あれば喫茶店に入りなさい。』がお薦め

2018.02.22

 

4MECEを意識していない

MECE=漏れなくダブりなく

MECEとは、Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive の頭文字を取ったもので、日本語では「漏れなくダブりがなく」を意味します。ロジカルシンキングでよく用いられる語です。

持論ですが、頭の良さとは「MECE力(=分類力)」のことなんじゃないか思います。雑多な要素を見極め、正しいカテゴリや序列に整理していく力。これが必要だよなーと。

しっかりと分類することで、記憶できる

この「MECE力」がどのように勉強に役立つのかというと、挙げるとキリがありません。それぐらい万能なスキルだと思います。

資格試験の出題範囲を把握するとき、英文法の構造を分析するとき、法律の定義や要件を理解するとき ……「レベル感」がわかれば、正しく比較し、正しく記憶することができます。

マインドマップを描いたり、覚えたりする際にも役立つスキルなので、絶対に身につけておきましょう!

関連記事マインドマップのメリット・書き方・手順(執筆中)

 

5「書いて」覚えようとする

手を動かすのはあくまでも作業であって、頭には残らない

英単語を覚えるとき、ノートにひたすら文字を写経したりしていませんか?

乱暴な言い方をすると、時間の無駄かもしれません ……。理由はカンタンで、手を動かしている間は頭が働いていないためです。

ちなみに、僕は英単語を1万3000語ぐらい記憶していますが、手で「書いて」覚えることができた単語は一つもありません。目と耳とイメージで暗記した方が効率が良いと思います。

【保存版】英単語の超効率的な覚え方と、オススメ教材まとめ

2018.02.10

車輪の再開発はやめよう

手で「書いて」覚えることが非効率なのは、英単語に限った話ではありません。例えば世界史の勉強なんかでも、自作のノートに教科書の内容をひたすらまとめ直す人がいますが、これもオススメできません。

出版されている教科書以上にまとまっている教材は無いので、それを再度書き写すメリットはほとんど無いんです(プログラマーの間ではこれを「車輪の再発明」と言います)。

むしろ、付加情報をガシガシと教科書に書き「足していく」という使い方がオススメです。

 

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