国家公務員を辞めて転職する際のメリットとデメリットを把握しましょう
さて、ここでは国家公務員を辞めて民間企業へ転職する際のメリットとデメリットを把握してみましょう。
国家公務員から民間企業への転職|メリット
行政・法律のプロフェッショナルとして期待される
「公務員から民間への転職は不利」とか「潰しが効かない」と言われることも多いですが、実際に転職を成功させた経験から言って、メリットだって存在していると思っています。
公務員とは、「法律」を制定し、改廃し、運用していく仕事。すでに定められたルールの上でビジネスを展開する民間企業とはそもそも一線を画しています。そのため、行政の仕組みや法律のプロフェッショナルとして期待されることも多いんです。
例えば、僕がLINE(株)への転職を成功させたことの背景には、通関業務への深い理解に人材としてのバリューを見出してもらえたということがあります。LINEにはキャラクターグッズを輸出入する事業部もあるため、元税関職員の目線からの提言は意味を持つようです。
したがって、「公務員だから転職は不利」と思考停止するのではなく、現職で培ったスキルや知見が活かせるような転職先を見つけるべきだと僕は思っています。
国家公務員から民間企業への転職|デメリット
安定がなくなり、リストラや企業倒産のリスクが発生する
国家公務員を辞めて民間企業へ転職するというのは、「安定」を捨てて「不確実性」を取ることを意味しています。
業績が傾けば賞与も減り、首を切られるリスクも生じます。もちろん、その分パフォーマンスが上がって生き生きとする可能性もあるので、この辺りはトレードオフでしょうが。
また、家族や配偶者、パートナーからの評価や信頼にも変化が生じるでしょう(ちなみに僕は国家公務員を辞めることを家族から猛反対されました)。「せっかく国家公務員になれたのに ……」と。
自分の人生なので、極論を言えば自分の好きなように生きれば良いのですが、直接影響を及ぼしうる周囲人々の理解を得るために、事前にしっかりと話し合うことも重要ですね。
- メリット:法律の専門家として期待される(一目置かれる)
- デメリット:キャリアの安定性がなくなる
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