僕が国家公務員(税関)を辞めたいと考えた2つの理由
僕が新卒で入省した財務省税関を辞めようと決心した理由は2つあります。
1安定と引き換えに、給料が伸びない
公務員の給料は「俸級表」でキッチリと決められていて、伸び代がほとんどない
現職公務員の方には釈迦に説法でしょうが、公務員の給料(月給)は俸給表によってキッチリと決められていますよね。
この表を眺めているうちに、自分の将来が何となく描けてしまったんです。「何歳になったら年収ーー万円で ……」とか、「こんな風に家を買って、こんな風に暮らして」とか、そんな風に。
何だか堪らなく怖くなりましたし、モチベーションも下がってしまいました。公務員の「安定感」は大きな魅力ですが、スリルというか刺激が少ないように感じたのが、退職理由の一つです。
僕は自分でコンテンツを作って外に発信するのが好きな人間なので、今のようにブログで収益を得るようなライフスタイルの方が幸福度は高いと思っています。
2海外勤務の可能性が低く、時期も先になってしまう
大学時代にオーストラリアに留学(ワーキングホリデー)してから、僕はずっと海外で暮らすことに憧れを抱いています。それは税関に就職を決めてからも変わることはありませんでした。
国家公務員でありながら海外で働く方法もあります。関税協力委員としてWCOに参画したり、あるいは外務省に出向して在外公館に勤めたり。しかし、それが叶うのは早くても5〜6年後になると悟ったことも、退職理由の一つです。
まずは現場(空港)で下積みをして、財務省本省で2〜3年勤務してから、やっと海外に行ける。 ……僕にはそれが待てませんでした。不確実かつタイム・コンスーミングなキャリアパスをなぞりながら30代に突入することがどうしても耐えられなかったんです。
公務員を辞めてから1年ほど経ちますが、今では海外移住の目処が立ってきています。思い切ってアクションして良かったなーと。
- 将来が容易に予想できるのが怖かった
- 公務員として海外移住することはほぼ不可能
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