簿記2級の独学にオススメの教材(参考書・過去問)
このページでは、簿記2級に独学合格するために絶対に揃えておきたい教材とアイテムをまとめておきます。
1仕訳を学ぶための本
簿記2級を攻略する上で必要になるのが、「仕訳(しわけ)」という作業スキルです。
仕訳とは、簿記上の取引を借方(かりかた)・貸方(かしかた)に分け、それぞれに適当な勘定科目を定めて、ふるい分けること。
初学者の方は借方とか貸方と言われても「?」だと思いますが、めちゃめちゃ簡単に言うと、仕訳=お金の増減を帳簿につけることです。
この仕訳スキルは簿記の超キホンで、最初から最後まで絶対に必要になります。日ごろから、とにかく何十回何百回と仕訳問題を解きまくっておくのがオススメ。
スキマ時間とか出先でも取り組めるように、ハンディサイズの仕訳問題集を買っておくと良いでしょう。
2イラスト多めの参考書(商業・工業)
簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 商業簿記 テキスト&問題集 第4版
簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 工業簿記 テキスト&問題集 第2版
簿記の知識や論点をインプットするのに、『パブロフ』シリーズがわかりやすいのでオススメ。四コマ漫画風のイラストが満載で、非常に気軽に読み進めらるのが◎。
ポイントは、「全部覚えよう!!」と意気込まないことですかね。ざっくり、なんとなーく通して読むだけで十分です。細かいことは過去問を解いていく中で身につきますから。
インプット:アウトプット=2:8ぐらいの割合で、とにかくガンガン問題を解いていくほうが重要。『パブロフ』では会計の概念とかイメージだけ掴むようにしましょう。
3最新版の過去問
合格するための過去問題集 日商簿記2級 ’18年6月検定対策 (よくわかる簿記シリーズ)
何よりもまず、絶対に必要になるのが簿記の過去問題集です。詳しい学習プロセスは後述しますが、簿記検定は過去問に始まり過去問に終わると言っても過言ではありません。
このときの注意点は、かならず最新版の過去問を購入するということ。お金をケチって古いバージョンの過去問で済ませるのはダメです。
例えば平成28(2016)年度には、試験形式の大幅な改定がありましたし、出題傾向にはトレンドもあります。
基本的には、直近の試験からどんどん遡っていくようにして、問題演習を積んでいきましょう。
4直前予想問題集
試験の1週間前ぐらいからは、予備校から出版されている「予想問題集」を解くのもアリです。予想とは言っても、ただのヤマ張りではなくて、プロの講師がガチで出題予想しているものなので信頼が置けます。
もちろん、地力を高めておけば本番でどんな問題が出ても対応できるんですけどね。
本命 / 対抗 / 大穴と複数の予想問題が収録されているので、本番感覚で臨んでみると良いかと。
5ちょっと良い電卓
最後は、(教材ではありませんが)「電卓」も少しだけ良いものを選んでおくと良いでしょう。
試験期間中〜本番まで常に手に触れるものなので。僕のオススメは、カシオ製の「JS-20WK」というモデル。滑らかなキーの感触と優しい打鍵音が病みつきになります。
まあ基本的にはどんな電卓でも大丈夫なんですが、以下の機能を持つものは持ち込み出来ないので注意。
電卓は、計算機能(四則演算)のみのものに限り、例えば、以下の機能があるものは持ち込みできません。
- 印刷(出力)機能
- メロディー(音の出る)機能
- プログラム機能
https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class2/exam
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