こんにちは、シドニー滞在中の相原 有希です。
よく「Uberで稼ぐなら“ブースト”を狙うのが良い」と言われますが、実際にUberで働いたことが無い人にとっては分かりづらかったりしますよね。
そこで、今回の記事では現役Uber配達員の僕が、
- ブーストとは何なのか?
- 具体的にどれぐらい効率が良いのか?
を、実例を見せながら詳しく解説していきます。
Uber Eatsの“ブースト”とは一体何なのか?
Uber Eatsの“ブースト”とは、簡単にいうと「特別ボーナス」みたいなもの。つまり、普段の配達よりも報酬額が大きくなるという制度です。
特定の時間帯、特定のエリアが“ブースト”の対象になります(以下の写真参照)。
ある日・ある時間帯の実際のブーストエリア
写真のような感じで、“ブースト”エリアが指定されています。
いつ、どこで“ブースト”が発生するのかは、Uber Eatsのドライバーアプリから確認できます。
上段の「See upcoming promotions」をタップ。
向こう5日分の“ブースト”スケジュールが確認できます。
ブーストがかかる時間帯は日付・曜日によって異なります。
次の章では、“ブースト”時に稼働するとどれだけ得なのかを実例を交えながら説明します。
“ブースト”時に稼働すると、具体的にどれだけお得なのか?
Uber Eatsの報酬の計算式
Uber Eats配達員の給料は、以上のように計算されます。
基本料金(商品の受け取り、引き渡し、距離手当)から、Uberに手数料を取られ、そこにブースト報酬が加算される、というシステム。
ブーストの実例
ここでは、実際の給与明細を見せながら、“ブースト”がどれぐらいお得なのかを見ていきましょう。
上のキャプチャは、昨日稼働した時のものです。お店から配達先までの距離は2.8km。
ブーストは「1.1x」で、額面にするとA$1.52が加算されています。これが“ブースト”の威力です。
夕方17時から夜の21時くらいまで、シドニーの中心周辺では“ブースト”がかかっている場合がほとんどなので、この時間帯に稼働すれば効率よく稼ぐことができます。
補足#1 ブーストがお得なもう一つの理由
ブーストの時間帯は、配達依頼もひっきりなしに入り、次々とデリバーすることができる。これも魅力的な点です。
Uber Eatsの仕事で一番無駄なのが「依頼が入るまでの待機時間」なので、忙しい時間に稼働すべきだと僕は考えています。
補足#2 ブーストの上昇率について
僕が稼働しているシドニー中心周辺では、基本的にブーストは「1.1x(1割増し)」。
ですが、ノースシドニー(Chatswoodなど)や郊外では「1.2x(2割増し)」以上になることもあります。エリア選びも工夫したいですね。
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