相原 ユーキのプロフィール  〉

炭水化物からのエネルギー摂取が70%を超えると、死亡リスク上昇するらしい

どうも、元国家公務員ブロガーの相原 ユーキです。

ぼくは今27歳なのですが、歳を取るにつれて「身体のこと」に興味が沸くようになってきました。

少し前までは「栄養管理・健康管理なんてどうでもいい」と思っていたんですけどね・・・。

MEMO
「病気を予防する」というよりは、「身体機能を向上させることでパフォーマンス(生産性)も高められないだろうか?」という切り口から強い関心を持っています。
そんなわけで、このブログにも新たに「ヘルスケア」というカテゴリを設けて、日頃からSmart News等でインプットしている情報をまとめて発信していくことにしました。

普段は英語学習や自己啓発といった情報をシェアしている当ブログですが、カラダづくりだって立派な自己啓発。

太く長く生きていくために何が必要か、一緒に考えていきましょう。

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今日のトピック:
「炭水化物が毎食7割超え」は注意 死亡リスク上昇



さて、今回はNIKKEI STYLEで紹介されたこちらの記事について少しだけ詳しく紹介していきます。
参考

「炭水化物が毎食7割超え」は注意 死亡リスク上昇|ヘルスUPNIKKEI STYLE

この記事をピックアップした理由

「炭水化物抜きダイエット」に注目が集まり、安易に飛びつく人が多い中、その効用やリスクはけっこう軽視(あるいは無視)されていると思うんです。

「で、本当のところはどうなの? カラダに良いの?」という疑問に対する一つのファクトとして有意義だと考え、選びました。

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ざっくりサマリー:
炭水化物を食べるほど、死亡リスクが高まる

参考

「炭水化物が毎食7割超え」は注意 死亡リスク上昇|ヘルスUPNIKKEI STYLE

以下ざっくりとしたまとめ
記事のサマリー
  • 総摂取エネルギーに占める炭水化物(糖質+食物繊維)の割合が7割以上→死亡リスク上がる
  • 脂質とたんぱく質:摂取量が多い人のほうが死亡リスクが低くなる(!)
  • 結論:炭水化物を減らして脂肪からエネルギーを摂取したほうがよい
個人的にはけっこう衝撃的な研究結果でした・・・。

「脂質」とか「動物性たんぱく質」って、けっこう悪者扱いされているじゃないですか。

できるだけ摂らない方が良い!みたいに言われているし、ぼくもそう信じ込んでいました。

しかし、貧困国〜富裕国まで、全世界18か国13.5万人を満遍なく調査したところ、総エネルギーに占める「脂質」と「たんぱく質」の割合が高い人のほうが死亡リスクが低いという結果が出たんです。

そもそも「低脂質」信仰は欧米向け?

引用元記事によれば、「低脂肪食」が奨励されているのは、欧州と北米の人々を対象とした研究結果に基づいているからだそう。

今回の研究では低脂肪・低たんぱくの人ほど死亡リスクが高かったということで、皮肉にもまったく逆の結果となってしまいました。

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もっと詳しく:
3つの栄養素、それぞれのリスクは?

この研究では、下記の3つのエネルギー源について言及されています
  • 炭水化物(糖質+食物繊維)
  • 脂質
  • たんぱく質
一つずつ見ていきましょう。

1.「炭水化物」の摂取量と死亡リスク

炭水化物については、最低群(総エネルギーに占める炭水化物の割合の中央値が46.4%)と比較した最高群(同77.2%)の総死亡のリスクは28%高く、摂取量が多いほど死亡リスクは高い傾向が見られました。最高群では、循環器疾患以外による死亡のリスクも36%高くなっていました。
んー、炭水化物を摂りすぎるのは良くない!という肌感覚は、どうやら合っているようですね!

注意
摂取したエネルギーの総量のうち、炭水化物由来が60〜70%以上を占めている場合は要注意。

炭水化物を含む食べ物

  • 糖質(お米、パン、麺、イモ、フルーツ、砂糖、はちみつ等)
  • 食物繊維(穀物、イモ、豆、野菜、海藻、きのこ等)


2.「脂質」の摂取量と死亡リスク

脂質については、炭水化物とは反対に、最低群(総エネルギーに占める脂質割合の中央値が10.6%)に比べ最高群(35.3%)の総死亡リスクは23%低くなっていました。同様に、脳卒中と、循環器疾患以外による死亡のリスクも低くなっていました。
摂取したエネルギーの総量のうち、脂質由来のものの割合が15%〜を超えると死亡リスクが低下するそうです。

MEMO
脂質には
  • 飽和脂肪酸
  • 一価不飽和脂肪酸
  • 多価不飽和脂肪酸
といったヴァリエーションがありますが、いずれの場合でも摂取量が高いほうがリスクが低いみたいです。

脂質を含む食べ物

  • 油(ごま油、なたね油)
  • 脂(バター、マーガリン)


3.「たんぱく質」の摂取量と死亡リスク

たんぱく質摂取量についても、最低群(総エネルギーに占めるたんぱく質割合の中央値が10.8%)に比べ最高群(19.7%)の総死亡リスクは12%低く、循環器疾患以外による死亡のリスクも15%低くなっていました。
たんぱく質の摂取割合も20%〜を目指すのが良さそうですね。

MEMO
ちなみに、「動物性たんぱく質」の摂取は死亡リスクの低下に貢献したそうですが、植物性では影響がなかったみたいです。

たんぱく質を含む食べ物

  • 肉類(牛、豚、鶏、ハムなど)
  • 魚介類(魚、小魚、貝、ねり製品など)
  • 卵類(鶏卵、うずら卵など)
  • 大豆および大豆製品(大豆、納豆、豆腐など)
  • 牛乳および乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)
・・・ということで、健康にまつわる通説(=神話)を盲信する前に、科学的なエビデンスに一度目を向けた方が良いかも。

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関連記事:
なぜ、下流庶民の腹回りはパンパンなのか

そういえば、少し前にこんな記事がバズっていたのを思い出しました。
参考

なぜ、下流庶民の腹回りはパンパンなのかPRESIDENT Online

内容をざっくり言うと・・・
下級庶民の腹回りがパンパンである理由
  • 貧乏人は、安価に「お腹を満たすため」に食事をする
  • だから、食事は「炭水化物」が中心になる
  • その結果、栄養が偏りメタボになる
といった感じで、めっちゃ納得ですw

炭水化物過多にならないように、脂質やたんぱく質もバランスよく摂るべき・・・ですが、貧しい人だとそうも言ってられない、という悪循環な気がします。

上の記事もかなり面白いのでオススメでございます。

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さいごに

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。今回は、「栄養素の摂取量と死亡リスクに関する研究結果」にフォーカスしてお話ししました。

高いパフォーマンスを発揮するのにも、健全な「心」と「身体」が大前提。そのためには、栄養を適切に摂り、身体を鍛錬することが何よりも肝腎です。

これから一緒に鍛えていきましょう!

念のため・・・
この記事は、医学的な見地からではなく、あくまでも引用元記事の情報に対する筆者個人の見解に基づいて執筆されているものです。
クレジットまとめ
  • 今回紹介した論文:
    Dehghan M, et al. Lancet. 2017 Aug 28. pii: S0140-6736(17)32252-3. doi: 10.1016/S0140-6736(17)32252-3.
  • 引用元記事(NIKKEI STYLE)の筆者:
    大西淳子氏。医学ジャーナリスト。


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