相原 ユーキのプロフィール  〉

TOEIC985点、英検1級を獲得したリーディング力はこうやって鍛えた

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STEP 2.
英語の語彙力(単語・熟語・イディオム)を仕入れる

基礎的な文法知識(=骨格)が身についたあとは、語彙力を高めて肉付けしていきましょう。こんなことを言っては身も蓋もありませんが、単語さえ分かれば何となく解けてしまうような問題もけっこう多いです。語彙力が身につくにつれて視界がクリアになるような感覚を味わうことができるので、腐らず、根気よく学習していきましょう。STEP 2は大きく3つに分けて考えていきます。

  1. とりあえず「大学受験レベル」の単語帳を一冊マスターする
  2. プラスアルファで「高地トレーニング用」の単語帳に取り組む
  3. 不明単語に出会うたびにストックしておく

1. とりあえず「大学受験レベル」の単語帳を一冊をマスターする

初めの一冊は、大学受験レベルのもので問題ありません。各社からさまざまな英単語帳が出版されていますが、自分の使いやすいものを選べば大丈夫。

浮気はしないこと

あれこれ中途半端に手を出すのが最も非効率なので、「これ」と決めた一冊を何十周もまわして、味わい尽くすように学習しましょう。どの程度まで網羅すればいいのかというと、「どのページのどの位置に、どんな単語が書いてあるか」が想起できるレベルまでやり込みましょう。頭の中に単語帳をまるまる一冊インストールするようなイメージです。

回転、回転、回転

これは英単語に限らず、あらゆる学習において有効な手段です。初めのうちはさらーっとなぞるようにして読み、次第に深堀していく、というスタイルですね。ポイントは、完璧主義を捨てること。理解が不十分でもぜんぜん問題ないので、さっさと次へ次へと進んでいくのが秘訣です。

自分が覚えやすいようにカスタマイズしていく

ある程度頭に入ってきたら、語義のところに図やイラストを書き込んだり、関連するページを記載したりしながらカスタマイズしていきます。半年も経てば英単語帳はボロボロにくたびれ、愛着が芽生えているはずです。「一冊を読み込む」という大原則を忘れずに、楽しんで継続していきましょう。

定番のオススメ単語帳

ぼくが一番好きな英単語帳。「例文で覚える」というコンセプトが秀逸で、あらゆるシーンで活躍してくれる一冊です。

『Core 1900』は、「長文で覚える」というコンセプト。DUOが合わないと感じた人にはこちらをオススメします。

『シス単』も定番。短めのフレーズ単位で効率よく単語を覚えられるので、こちらもご検討ください。

あまりオススメしない単語帳

ぼくが個人的にあまり好きではないのが、「一語一義」形式で、英語と日本語訳が見開きになっていて、例文や使用例があまりでは豊富ではない単語帳。『ターゲット1900』等がこれに該当します。理由を説明しますね。まず、英単語には大まかに2種類あるんです。

  1. ざっくりと意味さえ取れればオーケーな単語
  2. 自由自在に使いこなす必要がある単語

「英語ー日本語」という反射的な覚え方をしてしまうと、実際に英文を書いたり話したりするとき(=後者の場合)に非常に苦労します。「文章中でどのように使われるのか」「どのような文脈で使われるのか」といったデータが決定的に足りないからです。将来的にアウトプットもガンガンしていくつもりの方には、『DUO』や『Core 1900』、『システム英単語』等の、「チャンク(かたまり)」で覚えられる英単語帳をオススメします。

 

2. プラスアルファで「高地トレーニング用」の単語帳に取り組む

プラスアルファで、語彙力を高めたい場合

上で紹介した「大学受験レベル」の単語帳に収録されている語彙をしっかりマスターするだけでも、TOEIC800点以上取得することは可能です。海外で不自由なく生活することもできるでしょう。しかし、TOEIC900〜あるいは英検1級をめざすのであれば、もう少し難解な単語も覚えておきたいところではあります。人文・社会科学や自然科学といった分野で出てくるような「専門用語」を知らないと歯が立たないような問題も(少なからず)出題されるからです。

オススメは『TOEFLテスト英単語3800』

そんなときに、一体どの単語帳を買えばいいのか。ぼくの経験からオススメできるのが、TOEFL iBT用の単語帳『3800』です。「TOEFL」の名を冠しているものの、TOEICや英検の学習にも有効で、語彙力をブーストさせることができるからです。『3800』では、RANK1からRANK4まで難易度別に単語が分けられていますが、当面はRANK3までカバーできれば十分すぎるほどです。

視界が一気にクリアになり、英語が楽しくなってくる

前述した通り、語彙力が身につくにつれて視界がクリアになるような感覚を味わうことができます。文章が読めるようになれば、自分の成長にも驚くし、何よりも英語がずっと楽しくなります。このブレークスルーを経験する前に挫折してしまう人があまりにも多いのですが、根気よく続ければ必ず報われます。応援しています。

 

3. 不明単語に出会うたびにストックしておく

上記2つは、市販の英単語帳を用いた学習でした。しかし、過去問題や模擬試験等の受験に際して「単語帳でカバーしきれない単語・表現」に出会うことも多々ありますよね。そういう単語を拾わずに放置してしまう人がいますが、これは非常に勿体無い!ぼくは新たに出会った不明単語はEvernoteに書き留めて、随時見返すようにしています。

クラウドに保存できるEvernoteなら、出先でも復習できる

なぜEvernoteなのか。理由はカンタンで、複数の端末からノートにアクセスし、リアルタイムで追記・編集・復習することができるからです。クラウドストレージにデータを蓄積するタイプのメモ帳なら、Evernoteでなくても大丈夫(Microsoftの「One Note」とか)。自宅でラップトップから単語を入力し、出先でスマホから確認する、という感じ。

スクリーンショットで説明

PCのEvernoteアプリの画面。単語のニュアンスを補足するために、Google画像検索で引っ張って来たイメージを埋め込んだりしています。

スマホのEvernoteアプリでチェック。閲覧・編集も楽々おこなえます。

「出会った単語は1つ残さずマスターする!」ぐらいの気概でいきましょう。


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STEP 3. 早く、正確に読むための「速読メソッド」について

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