Singular and Plural(単数と複数)|英語と日本語の違いと、注意すべき点

Singular and Plural(単数と複数)|英語と日本語の違いと、注意すべき点

どうも、相原 ユーキです。今回は久しぶりに英語の講義。英語における「Singular(単数)」と「Plural(複数)」について見ていきましょう。

きちんと理解している人は意外と少ない分野だと思っているので、この機会にチェックしてみてください!

 
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Singular と Plural

singular

a form of a noun or verb that refers to one person or thing

Plural

a form of a noun or verb that refers to more than one person or thing

基本的には…

英語でも、基本的には日本語と同じ。「1つ」なら単数で、「2つ以上」なら複数です。単数名詞には動詞の単数形、複数名詞には動詞の複数系が続きます。

が、何をもって「単数」とするのか、あるいは「複数」とするのか。その判断の仕方は日本語とは異なることも多いんですよね。

以下、日本人の感覚ではなかなかすんなりとは理解しづらいものについて説明していきます。

 

ひとつなのにPlural(複数)

日本語では Singular(ひとつのもの)として数えるのに、英語では Plural(複数)と捉えるものがあります。有名なのが、ズボン・メガネ・ハサミなど。↓

理屈としては、

  • ズボン:足が出るところが2本
  • メガネ:レンズが2つ
  • ハサミ:刃が2枚

だからです。釈然としないかもしれませんが、こればっかりは文化の違いなので仕方ありませんね。

a pair of 〜 を使うと Singular 化できる

日本語では、「確かに足は2本だけど、それをひっくるめてズボンは1本」という捉え方をしますよね。実は英語でもこのように表現する手段があります。それは「a pair of 〜」というフレーズです。

例文で見ていきましょう。

(1) Those are nice jeans.

(2) That is a nice pair of jeans.

上の2文は「それはナイスなジーンズだ」という同じ内容を示しています。

  • (1) では足の数をカウントしているから、jeans は plural。
  • (2) では両足をあわせて1つのペアとしてカウントしているから a pair of jeans は Singular。

こちらのほうが、日本人の感覚には近いですよね。

 

-s がつくのに Singular

通常、名詞が Plural(複数)だと末尾に “s” が付きます。a dog → two dogs といったように。

では、名詞の綴りが -s で終わっていれば、すべて Plural(複数形)なのでしょうか?残念ながらそう簡単にはいきません。以下で、覚えておくべき例外を3つ紹介します。

1. 学問系

economics  electronics  gymnastics  mathematics   physics  politics

左から、経済学・電子工学・体操・数学・物理学・政治学。こうした「学問系」の名詞は、-s で終わりますが Singular(単数)扱いになります。

e.g.)
Gymnastics is my favourite sport.

2. News(ニュース)という単語

日本語でもそのままの意味で使われる news という単語。こちらも -s で終わっていますが、Singular(単数)扱いです。

e.g.)
What time is the news on television?

3. Singular or Plural のどちらもありうる単語

3つ目の例外はけっこうトリッキーです。綴りが -s で終わっていて、Singular と Plural のどちらにもなりうる単語がいくつかあります。ここでは3つ紹介していきます。

1. means(手段)

a means of transportation

many means of transportation

2. series(シリーズ)

a television series

two television series

3. species(種)

a species of bird

200 species of bird

これらの単語は、Singular と Plural のどちらにもなりえます。いずれの場合でも、単語の綴りじたいは変わらない、というのを覚えていきましょう。

 

お金・時間・距離の「合計」は Singular

どうみても Plural(複数)なのに 動詞の Singular を使う、というパターンがまだあります。お金や時間、距離などの「合計」に言及する場合です。例文を3つみていきましょう。

Twenty thousand dollars was stolen in the robbery.

ネイティブスピーカーは、盗まれた 20,000ドルを1つのもの(= it)として捉えます。だから、金額に関わらず Singular(was)の動詞で受けるんです。

Three years is a long time to be without a job.

無職で居続けるのに「3年」という時間は長すぎる、という意味の文章。この文における three years は「抽象的な概念」なんですよね。これも it をあてることができるので、Singular。

※ちなみに、以下のような文とは明確に区別しましょう。

Three years have passed since she died.

この文における「3年」というのは、抽象的な概念ではなくて、現実に経過した年数。だから通常の感覚の通り、Plural の動詞 have passed を使います。

Six miles is a long way to walk every day.

これも上の例文と同じで、「6マイル」は抽象的な概念(= it)。「6マイル」というのは、毎日歩くには長い道のりだ、という文なので。

 

「Police」は Plural

police(警察)という単語は見かけ上 Singular(単数)ですが、実際には Plural(複数)扱いになってしまう珍しい例です。例文を見てみましょう。

The police are investigating the murder, but (they) haven’t arrested anyone yet.

警察という組織は、たくさんの警察官で構成されています。だから、police は Plural(複数)。動詞は are / haven’t となっているんです。

警察官一人ひとりについて言う場合

a police officer / a policeman / a policewoman

といった表現を使います。police という単語はあくまでも警察「組織」を指し、かつ Plural で使われるということを覚えておきましょう。

 

参考資料

今回も、ぼくがイチオシする英文法書「Grammar in Use」を参考に記事を執筆しました。「英語を英語で学ぶ」ことのできる名著なので、お手元に無い方はこの機会に是非!

参考記事:
TOEIC985、英検1級のぼくがガチでオススメする英語教材3選

 

さいごに

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。今回の記事では、英語における「Singular(単数)」と「Plural(複数)」について見ていきました。

英作文やスピーキングでは、こうした細かい点の区別も重要になってくるので、この機会にもう一度確認してみてくださいー。

 
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