国家総合職試験の最終合否発表の前夜、ぼくはマトモじゃいられなかった

 

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目標への意気込みが強ければ強いほど、当然プレッシャーも比例して大きくなります。

ぼくは大学受験をあまり頑張らなかったほうだから、2015年に受験した国家公務員試験が人生で初めての大きなチャレンジでした。

文字通り「落ちたら人生終了」ぐらい追い込んで勉強していた試験なので、結果発表前夜は平常心ではいられなかったんです。

その日の心境をちょっと思い出したので、記事にしてみます。

 

思えば、けっこう長い道のりだった

国家総合職の学習をどのようにすすめてきたのかについては、既にいくつかの記事にまとめてあるのでそちらを参照願います。

カテゴリー「国家総合職」

民間企業の採用内定がひとつも取れず、ぼくの就活一年目はあっけなく幕を閉じました。

そこから一念発起して公務員を志すのですが、「独学」というイバラの道をわざわざ選ぶことに。予備校に行かなかったのは自分のポテンシャルを試す最良の機会だと思ったことがその理由でした。

まずは試験を「知る」ところからはじめ、マーク式の一次試験、記述式の二次試験、人事院面接とパスしていきました。

難なくすすんできたように思える道ですが、冷静に考えるとけっこう大変だったと思います。

 

結果発表前夜、ぼくは一人で新宿のカプセルホテルにいた

そんなすべての努力が報われるかどうか。最終合否発表を控えていたぼくは、新宿区のカプセルホテルにいました。

新宿区役所前カプセルホテルというところで、都心にありながら1泊2500円〜と安価で、サウナやバーといった施設も充実しているお気に入りの宿です。

前年の民間企業就活も含めると相当な日数をここで滞在した、個人的に思い入れの深いカプセルです。

その日は特にすることがなかったので、ぼくは夕方ごろ早々にチェックインをしてマッタリと過ごすはずでした。

 

胸がざわつき、とてもマトモじゃいられなかった

冒頭でも書きましたが、目標への意気込みが強ければ強いほどプレッシャーも比例して大きくなります。

いつもは飄々としてプレッシャーなど微塵も感じないぼくですが、合否発表前夜ということもあってソワソワざわざわしていました。

本を読んでもスマホを見ても、とにかく落ち着かない。一人だったから、気を紛らわしてくれる話し相手もいない。

あんな思いをしたのは後にも先にもありませんし、もう二度としたくありません(笑)。

 

サウナと水風呂を10往復

気持ちを鎮めるために思いついた解決策は「とにかくヘロヘロに疲れてしまって寝落ちしよう」という、非常に原始的かつ効果的なものでした。

ぼくは服を脱ぎ捨てて大浴場へ。体をていねいに洗ってから、サウナ室に直行しました。

サウナは元々好きで、考えごとをしたいときや自分と向き合いたいときによく利用していたんですが、その日は少し事情が違って、現実と向き合いたくないがために熱室に篭っていました。

5分のサウナ浴のあと水風呂に入り、外気浴。これを10セットぐらい回すという荒行。

さすがに頭と身体がボーッとしてきて、狙い通りかなり疲労できたので、大浴場を後にしました。

 

滅多に飲まない酒も煽った

カプセルホテルの4階にはバーフロアがあって、そこで食べ物やお酒を頼めるんです。

ずっしりとした疲労感に追い討ちをかけるために、ぼくはカルーアミルクを注文しました。

そういえばオーストラリアにいたころ近所の酒屋でカルーアのリキュールボトルを買ってミルクで割って飲んでいたなぁ、などと回想するうちにほろ酔いに。

気分が良くなったのでジントニックも注文。いよいよ酔いが回ったきたので、日付が変わるよりもだいぶ前にベッドに入りました。

狙い通り、そのまま朝まで、時間を圧縮することに成功したのです。

 

翌朝、オンラインで合否発表。スマホを持つ手が震えた

目覚めは予想以上にスッキリしていて、なんだか清らかで誇らしいような気分になっていたのを覚えています。

その日は横浜で用事があったので、朝風呂を浴びて荷物をまとめ、早々にカプセルホテルを発ちました。

前日の胸のざわつきは少し和らぎ、「あとは9:00の発表を待つのみ!」というような感じですね。

横浜駅近くのドトールに入ってコーヒーを飲みはじめたのが8:00すぎ。日経新聞を読みながら、そのまま一時間ほどゆったりと過ごしました。

 

9:00、最終合格

9:00をまわり、ぼくは少し震えた手でスマホを取り出して、最終合否発表のウェブサイトにアクセスしました。

結果はーー最終合格。すべてが報われた気分になりました。

 

視界は晴れ、自分に自信が芽生えた

実感がぜんぜん湧かなくて、どこか夢見心地でふわふわとした気分でした。

それでも、方々への結果報告を済ませるうちに「あ、本当に合格したんだ」などと喜びが込み上げてくるんですよね。

本当にいい経験ができたなぁと、いまだに思っています。この成功体験によって自分に自信が持てるようになったし、あらゆる目標に対して最短距離でアプローチできるようになったので(のちに受験する英検1級にも、現在学習中の米国公認会計士試験にも、このときの知見がものすごく活かされています)。

 

 

回想ベースの記事になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

発見や知見は、可能な限り言語化してブログで発信していこうと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

 


 

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