ぼくが国家公務員をたった9ヶ月で辞めて民間企業に転職した理由

どうも、「元」国家公務員ブロガーの相原 ユーキです。

ぼくは2016年4月に国家公務員として財務省に入省し、年末まで8ヶ月ぐらい働きました。が、さまざまな理由から年内で辞職。現在はブロガー・アフィリエイターとして暮らしてます。

当時から「なんで辞めるの?もったいない」みたいなことはよく言われていましたし、民間企業に転職したときにも、前職の話をするたびに「えーどうして辞めたの?」と聞かれます。

この記事を読んでくださっている中にも、「国家公務員を辞めたい」と思いながらもなかなか勇気が出ずにアクションが起こせずにいる人もいらっしゃるのではないでしょうか?

確かに、世間様の感覚では「国家公務員を辞めるなんてとんでもない」のかも知れません。ただ、ぼくの感覚ではまったく違っていて、公務員を辞めることを「もったいない」と感じたことは一度もありませんでした。

今回の記事では、「国家公務員から民間へのキャリアチェンジ」に関して、退職理由・転職の可否・オススメの転職方法をしっかりと紹介していきたいと思います。

「国家公務員を辞めたい」と考えてしまう、3つの一般的な理由

1. 国家公務員は仕事がキツすぎる

国家公務員でも、中央省庁勤務なのか関連(下部)組織勤務なのかで違いはあると思います。が、一般的に言って国家公務員の「過労」は問題視すべきだとぼくは考えています。

たとえば中央省庁では「国会対応」という、とんでもなくヘビーな業務が発生しますよね。業務の一例としては、国会議員の答弁(カンペ)の作成が挙げられます。

現職の国家公務員(中央省庁勤務)の方に聞いた話だと、国会期間中は「翌朝4時退社」が普通だとか。これが3ヶ月近く続くこともあるため、体調やメンタルに不調をきたして辞めてしまう職員も割といます。

2. 国家公務員に対するクレーム・世間の風当たりがつらい

メディアやSNSなんかで、ことあるごとに「公務員バッシング」がなされているのを目にすると思います。

ぼくも国家公務員として勤務しているときは(まれではありますが)、一般のお客さんに「税金で食っているんだろう」とか言われたことがあります(笑)

また、詳細は伏せますが、知人の先輩職員が非行で退職したときなんかは「これでもか」というぐらいメディアで叩かれていました。

公務員に対するクレームや風当たりってけっこうえげつないので、この辺りも退職理由にあげる人が多いんですよね。

3. 国家公務員は給料が安すぎる

地方でも国家でも、基本的に公務員の給料は「俸給表」でキッチリと決められています。そのため、自分の生涯賃金が割と簡単に計算できてしまうんですよね。

それに、そもそも中央省庁勤務のキャリア組で、かつ出世コースに乗っている一握りのエリート職員でもない限り、年収が1000万円を超えること自体ほとんどありません。

こうした理由から、仕事量に対して「割に合わないなぁ」と考えてしまう職員が多いのもある意味当然ですね。



ぼくが「国家公務員を辞めたい」と考えた、2つの理由

ぼくが国家公務員を辞める決意をした理由は、2つありました。

  1. 公務員の身分では副業ができないから
  2. 英語+専門知識を武器に、海外で働きたかったから

01. 公務員の身分では副業ができないから

ぼくは2016年の9月末から「収益化」を視野に入れたブログの運営をはじめました。最初の1、2ヶ月は月に数百円しか稼げなかったけれど、それでも「ゼロから価値を生み出す」ことがめちゃめちゃ楽しかったんですよね。「雇われる」ことをせずに、自分の頭をひねくり回してお金を稼ぐという行為に、大きな魅力と可能性を見出したんです。

公務員の副業は一応法律で規制されていて、収入源を複数持ちたいと考えていたぼくにとってこれはネックでした。

ブログ運営を母体に据えながら、そこから派生させて「YouTube配信」や「教材の販売」「コンサルティング」等のサービスもローンチさせようと考えていたため、名前も顔も出せないのは考えられなかったんです。

そんなわけで、割とあっさり「辞めよう」と決断し、辞職しました。

02. 英語+専門知識を武器に、海外で働きたかったから

ぼくは地元北海道の国立大学の商学部を出ています。大学では主に会計を…と言いたいところですが、勉学に力を入れた記憶がまったく無く、何のスキルも経験ももたないまま卒業することに(文系あるあるでしょうか)。

自分が自信をもって語れる分野・フィールドがない。今思えば、これがずっとコンプレックスでした(英語学習には注力しましたが、英語はあくまでもツールなので「専門性」ではありません)。

公務員として働きながら専門知識を身につけることも可能でしたが、キャリアパス的に「専門家」になれるのは数年先、というのが実情でした。当時のぼくは、何年先になるかわからないような未来を嬉々として待つことはできなかったんです。

できるだけ早く「プロフェッショナル」になりたいと考えていたぼくにとって、もっとも身近だったのが「英文会計」という分野でした。英語力には自信があったし、簿記2級も在学中に取得していて、けっこう楽しかった記憶もあったので。

こうした理由から、USCPA(米国公認会計士)の資格を取って、海外で働きたいと考えるに至ったわけです。



箸休め:国家公務員を辞めた後によくされる質問トップ5

ここでちょっとブレーク。ぼくが国家公務員を辞めたあとに「よくされた質問」を5つまとめて紹介します。

1. 「もったいないとは思わなかったの?」

「もったいない」というのは、「せっかく国家公務員になったのに」的な意味だと推測して答えます・・・

ぼく個人としては「国家公務員」という職業(肩書き)がそこまで高尚なものだとは思っていません。だから、それを失うことになるとしても「もったいない」という感覚はなかったなぁ。

公務員試験や官庁訪問はたしかに骨が折れましたが、大変なのは民間企業の採用プロセスも一緒じゃないですか。

2. 「もう少し続けようとは思わなかったの?」

「もう少し続けてみよう」とか「様子を見てみよう」とはまったく思わなかったですね。むしろ心が決まってからは「早く辞めたいなぁ」と思っていたぐらいです。

なんと言うか、ぼくの中で「国家公務員を辞めるべき理由」が明確になっていたから、それ以上様子を見る必要がなかったんです。

3. 「不安はなかったの?」

公務員を辞めたあとのキャリアに関する不安は、まったくありませんでした。

不安を抱かなかった理由はわかりません(笑) ぼくは楽観的な人間だし、かなりの自信家なので「うまくいくイメージ」が強かったのかなと。

もちろん、公務員を辞めるということが、自分の人生において「重大な決断」であるという認識はちゃんと持っていましたよ。その上で、「絶対にうまくいくだろう」という予測のもとアクションしたんです。

4. 「収入は上がった? 下がった?」

ぼくは国家公務員を辞めたあとLINE株式会社に転職しましたが、年収(年俸)は公務員時代よりもガッツリ上がりました。そう考えると、国家公務員→民間企業への転職は成功でしたね。

年収アップのコツは、ずばり「交渉力」だと思っています。自分が何を経験し、どんなパフォーマンスが発揮できて、どんな価値を生み出せるのか。

そのあたりをアピールできれば、数字はあとから勝手に付いてくるというか。希望年収に近づけることはぜんぜん可能だと思います。

5. 「公務員で良かった、と感じた場面は?」

就職が決まったと報告したときに親兄弟の「ウケ」がすごく良かったこと(笑)。

あとは、転職先企業での自己ブランディングで役立った気がします。「公務員っぽいなー」とか、「マジメか!」とかいじってもらったり。

「合コンで無双できる」とか「ローンが一瞬で通る」みたいな話は聞いていましたが、どちらも試さなかったのでわかりません。

ぼくはそもそも8ヶ月しか在籍していなったから、特別「恩恵」を感じるシーンも少なかった気がします。



公務員から民間企業への転職は、本当に不利なのか?

よく「公務員はツブシが効かない」とか、「公務員→民間企業の転職は不利」という意見を目にします。これは本当にそうなんでしょうか?

結論から言うと、ぼくはそうは思いません。と言うかむしろ逆で、「元国家公務員」っていうのはブランドとしては申し分ないんですよ。

転職先の人事担当者に聞いた話ですが、民間企業が「元公務員」に求めているスキルって意外と多くて、中でも「法務関係」の知識やスキルが求められることが多いようです。

例えば、ぼくは公務員時代に「関税法」を扱うことがあったので、LINEではグッズ事業において「輸出入」のアドバイスを求められることもありました。

「公務員=潰しが効かない」と諦めるのではなくて、自分の経験やスキルを「どう活かせるか」という視点からアピールしていけば全然オーケーだと思いますよ。



国家公務員→民間企業への転職を成功させたい人は、絶対に転職エージェントを利用しよう

転職活動をしようと思っても、たいていの人は「まず何をしたらいいのか」が分からないんじゃないかと思います。ぼくもそうでした。

無数にある企業の中から自分にマッチした案件を探すのは相当骨が折れるし、時間効率的にも良くないんですよね・・・

そんなときに絶対的な力になってくれるのが、求人サービス(エージェント)。エージェントの仕事は、求職者と企業の中継ぎです。

企業としては、エージェントに手数料を渡す代わりに、ハイヤリングにかかる面倒な事務作業などを代行させることができます(=アウトソーシング)。エージェントとしても、大手企業・優良企業へのあっせん実績は自分たちのブランド力を高めるため、躍起になって頑張るわけです。

MEMO
こうしたお金の動きの流れの中で、ぼくたち転職希望者は「エージェントに無料登録するだけで良い仕事を紹介してもらえる」という旨味だけを享受できるんですね。

どんな仕事に就きたいのかが決まっていない人、あるいは自力で仕事を見つけ出す自信の無い人は、いくつかのエージェントに無料登録しておいたほうが良いでしょう。

おすすめ総合エージェント

ここでは、ぼくが激推ししているエージェントを2社ご紹介します。

DODA(デューダ)

デューダは、綾野剛が出演しているテレビCMで有名ですね。パーソルキャリア株式会社が運営している転職系エージェントです。1万を超える案件数を誇り、つい最近東京ドームシティで日本最大級の転職フェアを主催したりととにかく勢いがあります。

サービス内容は、プロの転職アドバイザーが求職者にマッチした案件を紹介してくれる「エージェントサービス」と、企業から直接オファーが届く「スカウトサービス」の2つに大別されます。特にスカウトサービスが秀逸で、第二新卒や未経験者にもしっかりオファーが来るのが嬉しいです。

MEMO

総合転職エージェントはほかにも色々ありますが、デューダはとりあえず登録しておきたい求人サービスの一つですね。

エージェント利用にお金は一切かかりません

BIZREACH(ビズリーチ)

年収600万円〜1,000万円の高収入案件を探すなら、間違いなくBIZREACHがオススメ。元管理職・エグゼクティブの転職にも手厚いサポートが用意されていることで有名です。

公開求人数は8〜10万近くあり、自分にフィットする求人案件が見つかる可能性がグッと上がります。

ちなみに、ビズリーチの会員数は100万人以上! 非常に多くの人がビズリーチに登録してキャリアアップを成功させています。

ちなみに・・・
ぼくの知り合いもBIZREACH経由でLINE等の大企業に転職してたりするので、個人的にもオススメ!
エージェント利用にお金は一切かかりません


繰り返しになりますが、転職の際に「エージェント」を利用しない手はありません。自分で探すのは無駄な労力がかかりすぎるし(物理的に無理)、そもそも優良求人案件は一般人には「非公開」になっていることも多いからです。

また、紹介してもらる案件はエージェントごとに「独自のカラー」があるので、初めての転職で不安な方は複数のエージェントに登録しておくことを強くオススメします!



さいごに:やはり若いほうが有利!若者は急げ

この記事の結びに、残酷な現実を一つ。新卒でも中途でも、少なくとも日本で採用選考を受ける上では「若ければ若いほうが有利」なんですよね。

年齢制限は民間企業では特に顕著で、30歳を超えてくると「即戦力」としての経験やスキルがあるかどうかを見られます。と言うか、それ以外は見られません。

この記事を読んでくださっている方の多くは25歳〜35歳ぐらいだと思いますが、

注意
もしも頭の片隅にでも「転職」の二文字がチラついているのなら、できるだけ早いうちにアクションしておくことを強くオススメします

当ブログでは転職関係の記事も用意しているので、この記事をここまで読んでくださった方は是非そちらもどうぞ

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あなたの転職がうまくいくことを、心から願っています。