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どうも、相原 ユーキです。

最近ブログの「問い合わせフォーム」からいろいろと相談をしてもらう機会が増えました。

英語学習に関すること、進路・キャリア設計に関すること、生き方に関すること。

ぼくの作ったコンテンツや空間が、思ったよりも多くの人に影響を与えているんだという実感がわき、なんだか不思議な気持ちにもなります。

 

さて、今回紹介するのは Rさん(仮名)からの相談です。

現在大学1年生で、国家公務員を志しているとのこと。

  1. 他人の目を気にし過ぎてしまう
  2. 自分の軸がない
  3. 国家公務員としての適性ない気がする

以上3つのトピックについて、お話を聞いていこうと思います。

 

Rさんの悩みを解決できるのがミニマムラインで、

プラスアルファで「私もそれ悩んでた!」という他の方にとっても有益な記事になればと。

 

※ ブログへの掲載許可はRさんからいただいています。念のため。

※ 心理学の専門家ではないので、あくまでも「個人の主観」でコメントしていきます。

 

この記事を書いている人
相原 ユーキ| TABI LABO編集・ライター。 前職は国家公務員。 大学ではAUSで1年間留学。 TOEIC985、英検1級、簿記2級、国家総合職合格。

 

 

1. 『他人の目を気にし過ぎてしまう』

今最も悩んでいることに「他人をすごく気にしてしまう」というのがあります。友達を作るのにも最初の「おはよう」から「今このタイミングで言うのはどうだろう」と気にしたり、お互いに話していても「自分は魅力ある人間に見えているであろうか」とか本当に他人のことが気になって気になって仕方がありません。休み時間に「あっまずいこと言ったかな」とか「さっきの自分どうだったかな」と考えだすと本当に止まらなくなるクセもどうにかしたいです。で、そんなこんなで人のことばかり気にしていると、いろんなことをするというチャンスさえ見逃すであろうと考えるようになりました。

 

これはね、個人的には共感ポイントがたくさんあって驚きました(笑)

ぼくもものすごく「気にしい」な性格で、「え、そんなことまで?」と驚かれるようなレベルまで考え込んでしまうクセがありますから。

 

Rさんの具体的なエピソードとして

  • 声をかけるタイミング
  • 他者が自分をどう評価しているか
  • 直前の言動への後悔・心配

などが挙げられています。

常日頃からこんなことばかり考えて生活してると、窮屈な気分になりますよね。。

 

この話を受けて、ぼくが最初に抱いた印象は、Rさんは(ぼくと一緒で)自己評価がかなり高めなんじゃないかなぁ、というもの。

「自分は有能だ!」という意味じゃなくて、「自分はこうあるべき!」像をかなり高いところに設定している気がします。

だからこそ、他人から「バカ」だと評価されたくないし、「KY」だと思われたくない。

他人からの評価が異様に気になってしまう、みたいな感じかと。

 

さて、そもそも論ですが、「他人からの見え方」を気にすることができるというのは、一つの「れっきとしたスキル」です。

「デリカシーが(極端に)ある」わけです。とにかく気が回り、細かいところにまで配慮ができる。

そんな特性だと思いませんか?

 

ぼくも気にしすぎる性格ですが、他の人が素通りしてしまうような「表現のまずさ」に気づけたり、相手の機微をきわめて慎重に捉えたりと、メリットだってたくさんありますよ

 

Rさんも、可能なら自分の性格をポジティブに捉えてみてはどうでしょう?

細かい気配りができるような人間は、かならず重宝されます

ガサツでデリカシーのない「図太い」人間には到底見えていない景色まで見ることができているからです。

 

高すぎる「理想像」と「現実」とのギャップに悶々と苦しむこともあるでしょうが、これは「現実」のほうの自分を高めていくことで随分緩和されるはずなので大丈夫。

解決策として直接的かつ効果的なのが、Rさんも指摘している通り、まずは「確固たる自分の軸を持つ」ということでしょう。

「自分はこうなんだ!」と堂々と主張できるようになれば、他人からの評価にすがらなくても済むようになるので。

 

詳しくは次の項目でみていきます。

 


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2. 『自分の軸がない』

私は大学1年生なんですが、すべてのことに「自分の意見」がなくてすごく嫌です。ニュースや新聞を読んでもそこに書かれていることを理解するので精一杯で「自分はこう思う」というのがありません。それはニュースなどに限らず普通の生活の小さなことや決定においても「自分らしさ」がなく、毎日恥ずかしい思いでいます。… 自分も国家公務員を目指しているのですが、まだまだそれに見合った人物には到底なれていません。何を言われても言い返せる、自分の意見を言える、そんな風になるにはどうしたらよいですか?そのための具体的な習慣を教えていただけませんか?

 

Rさんの悩みは「自分の意見」「自分の軸」を持っていないということ。

同じ悩みを持っている人はけっこう多いんじゃないかなぁ。

 

「自分の意見を持っていない」という悩みを因数分解してみると、以下の2つのタイプがあるかと。

  1. 無思考で、あらゆる物事について何も感じない
  2. なんとなく思うところはあるけれど、言語化ができない

 

Rさんは後者ですかね。

思慮深い方なので、間違っても「無思考」ではない。

感じたことをうまく言語化できないだけなんじゃないかと推察します。

 

オススメのトレーニング法:「Like/Dislike」で仕分けする

そこで、少し幼稚なアプローチに思えるかもしれませんが、毎日一つ一つの出来事に対してリアクションするようにしてみましょう。

物事に関する背景知識とか、理解深度とかはどうでもいいです。直感的に、どう感じたか。

 

最初は「Like」「Dislike」かだけでもオーケーです。ちょうどFacebookのタイムラインみたいに。

  • 北朝鮮とアメリカの緊張…Dis
  • 森友学園の騒動…Dis
  • 浅田真央の引退…Like
  • 友人の結婚報告…Like
  • コンビニ店員の接客…Dis
  • 今日のランチの味… Like

日々のできごとから国際ニュースまで、「感覚ベース」でざっくりと仕分けしてみるんです。

このクセをつけるだけで、(まだまだ漠然とはしていても)「自分が Like / Dislike どちらのサイドなのか」をスパッと決められるようになります。

 

論文とか、英語のライティングなんかでもそうですが、

________________

[Introduction] I think that ~ .

[Body] 1st reason is…

[Body] 2nd reason is…

[Conclusion] I think that ~ .

________________

という構成で話がすすんでいきます。

「自分がどういう立場なのか」を表明できなければ、スタートすら切れないんですよね。

 

身の回りのあらゆる事象に対して「自分はどう感じるか」を、まずは意識してみてください。

トレーニングを積むことで、無意識的に「Like/Dislike」「Agree/Disagree」をバシッと決められるようになりますから。

 

他にも、こんな方法がオススメ

自分の意見を持つことも重要ですが、それだけではまだまだ不十分

すぐれた知識人・批評家の見解に触れることもたいへんに重要です。

 

1. ニュースアプリ『News Picks』を使う

従来のメディアでは、一つのニュースに対して一つの見解しか与えられていませんでした。

新聞の「社説」なんかがまさにそうですね。

 

ただ、国民の間で「偏向報道」に対する不信感も高まっていることもあって、もっとフラットかつミューチュアルな言論空間が求められていると思うんです。

で、そんなニーズに応えられるのが『News Picks』じゃないかと。

 

詳しい説明は省きますが、一つのニュースに対してさまざまなユーザー・論客が自由に意見を交わせるのが特長。

気になる論客は「pick」しておいて、動向を追うのもいいでしょう。

政策論文・官庁訪問の対策にもなると思いますよ。

 

2. 『文藝春秋オピニオン 論点100』を読みまくる

日本が抱えている100の問題について、各界の専門家が持論を展開していく『論点100』。

これはもはやマストですね、絶対に読んでほしい。

文藝春秋オピニオン 2017年の論点100

 

最初のうちは普通に読んでいくだけでもいいでしょう。

「へぇー」とか「ふーん」とか言いながら、自分の知らなかった知識を「インプット」していくイメージ。

正直、これだけでもめちゃめちゃ勉強になります。

 

次のステップとして、一人一人の見解に「ケチ」をつけていきましょう。

「いやいや、これは明らかに主観でエビデンスないでしょ」とか

「この部分はさっきの発言と矛盾しているでしょ」とか。

 

『ビリギャル』の坪田先生のお話がたいへん参考になったので、リンクを貼っておきますね。

必勝の小論文対策 ビジネスにも効く ビリギャル&坪田先生が伝授する『論点』活用法

 


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3. 『国家公務員としての適性がない気がする』

「適性」について

そして私は国家公務員になりたいとまだ漠然とですが思っているので、○○省(伏せました)の方の講演会に先日出席しました。そしてそこで話された内容に「いろんな手強い人と戦って、自分の主張を通すときがある」と言われ、今の自分は自分の意見はおろか、他人をすごく気にするので、真逆の方向を向いていると自覚せざるを得ませんでした。

 

行政官に限らず、民間企業に勤めたとしても「自分の主張を通す」ことが求められるシーンは多々あります。

そういった意味で、必要なビジネススキルであることは間違いないでしょう。

 

ただ、現時点でそれを「欠いている」からといって、「真逆の方向を向いている」わけではないと思います。

先天的なスキルではないので、トレーニング次第でいくらでも高められます

 

それに、パーソナリティの話をすれば、皆が皆「ギラギラした野心家」というわけでもないでしょう。

どんな組織にも、内気な人・控えめな人・声の小さな人が必ずいます。

彼らは彼らなりの「個性」を持っているので、その点でバリューを出していけばぜんぜん問題ないわけです。

冒頭でも触れた「気づかい力」とかね。

 

 PDCAの重要性

でもその講演会でいわば「助け舟」のような感じで「求められる人になる行動」ということで「PDCAを回してコンピテンシーのレベルを上げる」という話が出ました。他にもすべき行動はいろいろあるのですが、それを無意識に行うレベルまで続け、「経験から学ぶ」ことによって「個性」が出来上がると話していました。

 

まさにその通りだと思います。

 

PDCAとは、Plan(計画) ➡︎ Do(実行) ➡︎ Check(評価) ➡︎ Action(改善) のこと。

理論上、このサイクルで解決できない問題は存在しません。

(物理的・構造的に不可能な問題ならば、Plan(計画)段階で排除できるから)

 

勉強に限らず、あらゆる問題に対して PDCAサイクルを回していきましょう。

 

『個性』について

「個性」って、相対的で危うい概念なんですよ。

ある集団で際立っていても、別の集団に入ると平気で埋もれてしまったりするので。

 

どこへ行っても目立つような「超強烈な特性」を持っているなら、それが「個性」になると思いますけど、実際そんなケースはレアですよね。

ではどうすればよいのか。

 

ぼくは新たなコミュニティや職場に入るときに、「自分はいったいどんな価値を提供できるだろうか」と考えるようにしています。

その集団に足りていなくて、なおかつ自分が活躍できるスポット(フィールド、ポスト)を探す、というか。

 

そうすれば自分のバリューは相対的に高まるし、いろいろな種類の仕事をこなすうちに能力の絶対値も高まっていく。

このようにして「経験から学ぶ」ことによって、本当の意味での「個性」ができあがると思いますよ。

 

 

さいごに

Rさん、このたびはご相談いただき誠にありがとうございます。

いろいろと悩ましい問題はあるかとは思いますが、ポジティブな視座を持つようにするだけで人生はひらけてくるとぼくは思います。

これからのますますのご活躍をお祈りいたしますね!

 

 

まとめ

最後にここまでのポイントを軽くまとめて、記事を結ぶことにします。

  1. 他人の目を気にし過ぎてしまう
  2. 自分の軸がない
  3. 国家公務員としての適性ない気がする

 

1. 他人の目を気にし過ぎてしまう

➡︎ 他人の目を気に「できる」のは、れっきとしたスキルなので悲観不要

➡︎ 理想の自分像との「ギャップ」は、自己改善していくなかで埋まっていく

 

2. 自分の軸がない

➡︎ 「好きか、嫌いか」からでいいので、自分のスタンスを決定するクセをつける

➡︎ すぐれた知識人の見解に触れ、「型」をおぼえ、「型」を崩す

 

3. 国家公務員としての適性がない

➡︎ 現時点での「スキルの欠如」は、適性の有無とは無関係

➡︎ 「個性」は相対的なものなので、自分の「価値」を最大限発揮できる場所を絶えず探す必要がある

 


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