何故、ほとんどの人が自己啓発書を何十冊読んでも成功できないのか


Ads by Google

「自己啓発」という言葉じたいは、どこか胡散臭くて抵抗感を覚える人も多いかもしれません。

しかし、ベストセラーになった『嫌われる勇気』や『GRID IT』等は “自己啓発書” に分類されるし、最近話題の「マインドフルネス(瞑想)」だって自己啓発の一種と言えます。

ビジネスパーソンがこぞって受験する TOEIC だって自己啓発。

みんな「自己啓発なんて…」と言いながら、なんだかんだ言って関心があるのです。

 

さて、それでは自己啓発書を好んで読む人のうち、一体どれくらいの割合の人が成功* を手にしているでしょうか?

あなたは自己啓発書を読んで「変われた!」と自信を持って言えるでしょうか?

もし YES と言えないなら、いったい何が原因で、どうすればよいのでしょうか?

 

この記事では、なぜ多くの人が自己啓発書を読んでも成功* できないのか、ということについて考えてみましょう。

 

成功* : 何をもって「成功」と定義するかは人によりますが、ここでは「自分が望む結果を出し、あるいは望んだ姿になった」ということを指すことにします。

 

この記事を書いている人
相原 ユーキ| TABI LABO編集・ライター。 前職は国家公務員。 大学ではAUSで1年間留学。 TOEIC985、英検1級、簿記2級、国家総合職合格。

 

 

そもそも「自己啓発」とは何か

本人の意思で、自分自身の能力向上や精神的な成長を目指すこと。また、そのための訓練。

出典:デジタル大辞泉

学生でもビジネスパーソンでも、自分が身を置く環境において「活躍したい」「成長したい」と思うのではないでしょうか。

自分の能力を高めたいというのは真っ当な欲求ですよね。

 

 

どうして自己啓発書を手に取ってしまうのか

書店に行けば、所狭しと陳列されている自己啓発書。

なぜ多くの人が惹かれ、手に取ってしまうのでしょうか?

 

いくつか要因がありますが、ひとつ挙げるとすれば「キャッチコピーの鮮烈さ」があります。

  • 〜するだけで幸せになれる
  • 成功するための究極の能力
  • 最少の時間で成果を最大にする
  • もうお金には困らない
  • 世界のエリートがやっている
  • 人生が上手くいく

こういった甘美なフレーズに飾られていて、自分が抱えてる問題をたちどころに解決してくれる「万能薬」のように思える。

本を読む「前」から、自分が変わったかのように錯覚してしまうんです。

 

 

自己啓発書は効果があるのか、無いのか

「自己啓発書なんて読むだけ時間の無駄」なんていう人もいますが、ぼくはそうは思いません。

結論から言うと、効果は「確実にあります」。

それも、本の帯に書いてあるように「人生を変える」ことだって夢物語ではありません。

まずはここを強調しておきたいと思います。

 

かく言うぼくも、自己啓発書を読んで変わった人間の一人です。

あとでご紹介する数冊の自己啓発書を読み込んで自己肯定感を強め、資格試験や就職試験、国家公務員としての業務において成功* することができました。

こうしている今も、小さい頃からの夢を叶えるために毎日たのしく暮らしています。

 

 

自己啓発書で成功するための唯一の方法

自己啓発書をいくら読んでも思ったような結果が出せていない人も大勢いることは、冒頭でも述べました。

それはいったいなぜでしょう?

 

答えは簡単で、たいていの人が「本に書いてあることを実践」していないためです。

  1. ざーっと読んで、分かった気になる
  2. 自分が変わった気になる
  3. いつの間にか忘れて日常に戻る

これでは、めざましい変化など起きるはずがありませんよね。

 

しかし裏を返せば、「本に書いてあることを忠実に実践してみる」というマインドを持つことが重要であると言えるんです。

 

 

どの程度「実践」すればよいのか

例えば、ぼくは昨日『お金が貯まる人が捨てた37のこと』というビジネス書を読みました。

 

本の中で、

お金を使ったらすぐに、ポケットサイズのメモ帳に「何にお金をいくら使ったか」だけ書き込む。

それが「将来への投資」なら緑色、「現在のための消費」なら青色、「ただの浪費」なら赤色のインクを使う。

一定期間経ったらそれを見返して、投資:消費:浪費の割合が 2:7:1 になっているかを確認する。

という財テクが紹介されていました。

 

自己啓発書で変われない人はここで「ふーん」と納得するだけで、ページをめくってしまいます。

これでは貴重な時間を割いて本を読んでいる意味がありません。

 

そうではなくて、具体的なアクションを起こしましょう。

周りを見渡し、3色ボールペンとメモ帳を探し、とりあえずその日の支出をメモしてしまいます。

翌日以降もとりあえずは続けてみて、一定期間経っても何も効果が現れなければ「自分には合わなかったんだ」と捨ててしまえばいい。

何かポジティブな成果が出れば、自分の習慣として採用すればいい。

大切なのは「とりあえず試してみる」という意識です。

 

自分が長年つづけてきた悪癖をなおすのは、多くのエネルギーを要するし、おっくうです。

新しいものの考え方、ライフスタイルを導入するのも同様です。

なかなか「スイッチを切り替えたかのように」変わることは難しい。

 

それでも、変わることを期待して本を手に取ったのだから、多少面倒でもアクションを起こすべきでしょう。

何もしなければラクですが、その代わり何も起きないのですから。


Ads by Google

 

自己啓発書を読んで変わったぼくのオススメ

ぼくはこれまで数多くの自己啓発書を読んできました。

この記事の最後に、みなさんに本当にオススメできる本をいくつかご紹介します。

 

どんな良著であっても、「何かを盗みとってやろう」「身につけてやろう」という意識なしに読み進めるのでは、これまで通り収穫はありません。

ただの紙、ただのインクです。

 

本の中で紹介されているテクニックや習慣のうち、最低でもひとつは実践してみましょう。

「自己啓発書なんて無意味だ」と毒づくのは、それからでも遅くありませんから。

 

01. 新訳 成功の心理学 人生の勝者に生まれ変わる10の方法

本書で繰り返し用いられる「勝者」「敗者」という言葉は、単に「貧富の差」や「社会的ステータスの差」について言及しているわけではありません。

もっと本質的な部分、活き活きと充実した人生を送れるかどうかという部分に主眼を置いています。

紹介されている10の方法を、具体的な行動まで落とし込んでみましょう。

 

02. 知的複眼思考法 誰もが持っている想像力のスイッチ

「こんな考え方があったのか」と目から鱗が落ち、世の中の見え方が変わる一冊。

パソコンに新しいソフトをインストールしたような感覚でした。

自分の脳が、どのように騙されていたのかに気づくことができます。

 

03. 思考の整理学

30年以上前に発売された本ながら、現代でも十二分に役立つ TIPS が紹介されていて驚きます。

中でも「寝させる」というテーマに関する一節がお気に入り。

アイデアや考えを「寝かせる」ことの重要性を、イギリスの小説家ウォルター・スコットの逸話や中国の古事成語の解説を交えながら解いています。

ひとつひとつの章は短いので、非常に読みやすいです。

スキマ時間にいかがですか?


Ads by Google