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  • 就職活動でアピールできる資格が欲しい
  • 昇進・昇級に簿記が必要になってしまった
  • 社会におけるお金の動きがわかるようになりたい
  • 公認会計士として深いレベルでお金と関わりたい

こんな風に考えている人って意外と多いと思います。

お金の勉強って生きていく上で超重要なのに、義務教育ではぜんぜん教えてくれませんからね。

自分で勉強するしかない、というのが現状です。

 

さて、この文脈からぼくがオススメするのが『日商簿記検定2級』。

個人事業主のお金の動きを学ぶ簿記3級に対して、簿記2級では基本的に企業の会計を学べます。

てっとり早くメリットを紹介すると、簿記2級をマスターすれば財務諸表から「企業の業績や資産の状況」を読み取ることができるようになります。

「あの会社はこうだ」とか「この会社はこうだ」と堂々と語れるようになるわけです。これって実はすごいスキルだと思いませんか?

また製造工場における原価計算等も網羅していますので、難易度の割に実りの多い資格といえます。

 

今回の記事では、会計知識ゼロの人が日商簿記検定2級に3週間の独学で合格するための超具体的な方法をご紹介します。

「簿記」の概念全般に関する知識は省いちゃいます!各自でググってください。

あくまで検定試験に秒速で受かるための戦略のみ掲載します。

経理畑に進みたい人、会計士として働きたい人にとって「登竜門」的な資格になっていますからサクッと取ってキャリアに繋げちゃいましょう!

 

この記事を書いている人
相原 ユーキ| TABI LABO編集・ライター。 前職は国家公務員。 大学ではAUSで1年間留学。 TOEIC985、英検1級、簿記2級、国家総合職合格。

 

 

まずはこれを知ろう①:日商簿記検定2級という試験について

簿記に限らず、これから受ける試験についてはしっかり把握する必要があります。

ルールの分からないスポーツはプレーできませんよね。

特に重要な情報をこの記事に載せておきますが、ご自身でも商工会議所のホームページなどをチェックしてみてください。

  • 試験時間:120分
  • 合格率:70%以上
  • 試験科目:大問1, 2, 3:商業簿記 / 大問4, 5:工業簿記
  • 受験料:4,630円(税込)
  • 持ち物:筆記用具、電卓(検算機能のみ)

 

ちなみに、簿記3級もありますが受けなくて大丈夫です。

学習も、いきなり2級の内容からはじめてください。 時間がかかりすぎるので。

 

まずはこれを知ろう②:簿記は「仕訳(しわけ)」が命!

「仕訳(しわけ)」とは、ざっくり言うとお金の動きを記録するメモのこと。

例えば製品を売り上げた場合、仕訳はこのようになります。

 

現金 XXX   /   売上 XXX

「なんで”現金“が左で   “売上“が右なの?」という疑問があると思いますが、すぐに理解できるようになるので大丈夫です。

企業(オフィス)同士のやりとりに係るお金の動きを把握する「商業簿記」、ものづくりに係るお金の動きを把握する「工業簿記」。

簿記2級ではこの2つを学習しますが、常にどんな場面でも仕訳が必要になってきます。

「与えられた情報から正しく仕訳がきれる」というのは必要十分条件なんです。

ここまではオーケーでしょうか?

 

まずはこれを知ろう③:いきなり各論に入ってはいけない!

簿記2級では大小さまざまなトピックについて学習していくことになります。

ここでクソ真面目に1ページ目からコツコツ始めてしまうと、いずれ自分が今どこを勉強しているのかわからなくなってしまう

一度迷子になってしまうと精神的な負荷もかかるし、余計な時間がかかります。

常に、「自分はいま〜〜というトピックの3つ目の論点をみている」「自分はいま全体の〜〜%のあたりにいる」といった意識を持つことが重要です。

これは簿記に限らず、あらゆる資格試験について言えることでしょう。

 

 

そろえるべき書籍リスト

  1. 最新の過去問題集
  2. 商業簿記のテキスト
  3. 工業簿記のテキスト
  4. 仕訳だけの練習帳
  5. (直前予想問題集)

 

01. 最新の過去問題集

簿記検定では、過去問から類題が出題されることがよくあります。

問題の雰囲気を知る上でも、過去問に取り組むことは絶対にはずせません。マストです。

また、問題形式の変更が最近ありました。

平成28年度以降の簿記検定試験出題区分表の改定等について

あまりにも古い過去問だと対応できない場合が多いので、必ず最新版の過去問題集を購入しましょう。

 

02. 商業簿記のテキスト

前述の通り、簿記の範囲は「商業簿記」と「工業簿記」に大きく分かれます。

まずは試験の 60% を占める商業簿記から。

参考書(テキスト)は、割とどうでもいいです(笑)

と言うのも、学習時間の大半は過去問演習に費やすからです。

テキストはざっくりとした概念をつかむために、さらーっと読むだけ。

よせだ あつこさんの『パブロフ』シリーズは非常に読みやすく、イラストもかわいいため楽しんで学習できます。

 

03. 工業簿記のテキスト

こちらは工業簿記。

普段生活していると、”ものづくり” に係るお金の動きって非常にイメージしづらいんですよね。

だから、工業簿記こそテキストでイメージづくりをしっかりすることが重要です。

特別な事情がない限りは、商業簿記のテキストとあわせたほうがいいでしょう。

 

04. 仕訳だけの練習帳

簿記は仕訳が命!」と上でも言いました。何度でも言います、本当に重要なんですよ。

仕訳ができなければ、正しい数字は出せません。正しい数字が出せなければ、表だって埋められない。

仕訳の知識なしに簿記に受かるのは理論上不可能です。

ぼくは仕訳ドリルをあちこちに持ち歩き、スキマ時間を利用してガリガリやっていました。

いろいろな種類が発売されていますが、今回紹介したような「縦長のハンディなもの」がいいでしょう。

 

05. 直前予想問題集

これはあくまでオプションですが、各予備校が「直前予想問題集」を出しています。

仕上げとして最後にやるもよし、あらかじめ出そうな部分にだけフォーカスするもよし。

“予想問題”ときくと「ただのヤマ張りじゃん」と思うかも知れませんが、プロの簿記講師が看板を背負って真剣に分析・予想しているからかなり当たります(笑)

ちなみにぼくは本書、ネットスクール出版の「ラストスパート模試(ラスパ)」を読んで最小限の努力で合格できました。

オススメします。


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この7ステップを踏めば大丈夫

  1. まずは過去問を広げてみよう
  2. 商業簿記のテキストをさらーっと読んでみよう
  3. 仕訳ドリル取り組みスタート
  4. 工業簿記のテキストをさらーっと読んでみよう
  5. 再度、過去問に挑戦してみよう
  6. 適宜、テキストに戻って確認しよう
  7. 余力があれば、直前予想問題をこなしてみよう

 

ステップ1:まずは過去問を広げてみよう

資格試験を受けるさいは、まずは過去問を広げてみましょう!何よりもまず過去問。

簿記に限らず、TOEIC でも英検でも、これは同じです。

あなたの当面の目標は試験に合格すること。受かりさえすれば、とりあえずミッション完了なんです。

そのためには、試験当日に自分がどんな問題を解くことになるのか、まずはこれを把握しないことには学習はスタートできません。

 

具体的には、収録されている最新の過去問を見てみましょう。

ポイントは、解答解説ページを併せて開いておくことですね。

これまでの学校教育のせいで「問題を解かずにすぐに解答を見るのはタブー」みたいな印象があると思います。

しかし、今日限りでそんな考え方はゴミ箱に捨てましょう。その考え方は非効率です。

このステップの目的は「過去問の雰囲気を知ること」。最初から解けるわけなんかないし、解ける必要もないんです。

問題文を読んでみて、すぐに解説を読んでみる。そうすると、きっと説明文すら意味不明でしょう。

何を言っているかわからないかもしれませんが、とりあえず大問1〜5まで読み通してみてください。

何度か目にする用語、数字等があるはずです。

「ふーん、こんなことが聞かれるのか」「こんな言葉が出てくるのか」といった認識ができれば全然オーケーです。

 

ステップ2:商業簿記のテキストをさらーっと読んでみよう

検定試験の雰囲気が少しだけわかったと思います。

さっそく商業簿記のテキストに取りかかりましょう。

基本的な取引の流れを学べるので、工業簿記よりも先にやるべきですね。

ここでも「覚えよう!」という意識は捨てて、マンガを読むような感覚で通読してみてください。気楽にね。

一回で覚えるなんて無理だし、そんな必要はありませんから。

テキストでは最低限のルールとイメージだけ身につければ大丈夫です。

 

ステップ3:仕訳ドリル取り組みスタート

商業簿記のテキストをだいたい読み終わったら、仕訳ドリルに取りかかりましょう。

仕訳は本当に重要なので、ここは妥協せずに覚え尽くします。

収録されている仕訳は、全問題、脊髄反射で 2秒ぐらいで解けるまで反復練習してほしい。

忙しい社会人のみなさんも、スキマ時間は確保できるはず。というか、確保しましょう!

仕訳ドリルは、簿記試験の当日の朝まで継続して行ってもいいと思います。

ここで、学習に役立つ TIPS をひとつご紹介します。

  ◯△✖️ メソッド

◯:確実に問題なくわかった
△:悩んだ、確証は持てなかった
✖️:間違った

問題を解くたびに、この3段階で仕分けしていきます。

2周目に取り組むのは△と✖️のみ。

だって、確実に問題なく解けたものはもうやらなくてもいいでしょう?

何周もするうちに、できなかった問題だけやればよくなるので時短になります。

その代わり、安易に(甘めに)◯をつけるのはナシで。◯をつけてしまうと、再度取り組む機会がなくなるので。

 

 

ステップ4:工業簿記のテキストをさらーっと読んでみよう

仕訳ドリルと同じぐらいの時期から、工業簿記も読み進めていきます。

取り組み方は商業簿記のときと一緒ですね。

原材料がどのような過程を経て加工されて、製品になるのか。常にイメージを働かせながら通読します。


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ステップ5:再度、過去問に挑戦してみよう

テキストを一通り読み終わったら、再び過去問を開いてみましょう。

ステップ1のときと同様に解答・解説を横に置いておきます。

問題と1分間ぐらいにらめっこして、解答の糸口をさぐりましょう。

これがキーワードかな?」「この数字を使うのかな?」と軽く予測して、すぐに答え合わせします。

解答・解説冊子にガリガリ書き込むようにすれば、問題は繰り返し使えて経済的ですね。

問題ページをコピーして、そこに書き込みするのもアリだと思います。この辺りはお好きなように。

解説ページを読んでもピンとこない場合は、ステップ6へ。

 

解けるようになったきたら、今度は解答時間にもこだわりましょう。

ストップウォッチで2時間計って解いてみます。時間を計ると、本番同様に集中力が高まります。

最終的なゴールは「すべての問題を、確信を持って正答することができる」というラインです。

何度も繰り返して、このラインまで持っていきましょう。

 

ステップ6:適宜、テキストに戻って確認しよう

解答・解説冊子を読んでいても説明が理解できないこともあります。

スペースの問題もあり、すごく詳しい説明がなされているというわけではないので。

そんなときは随時テキストの該当論点に戻って確認しましょう。

それならテキストはもっとじっくり読んでおくべきでは?」と思う人もいるかもしれません。

すべての論点が同じ割合で出題されるなら、テキストを丸暗記すればいいのでしょう。

しかし、現実はそうではありません。

それぞれの論点には「出やすさ」「出にくさ」といった明確な”差”が存在します。

過去問を解くうちに「あ、これ前も出題されていたな」といった問題にも出くわします。

反対に、テキストには掲載されているものの過去問ではほとんど出題されない論点もあるんです。

そういった論点に時間をかけるのは効率的とは言えません。

テキストは「過去問で解けなかった論点をしっかり理解するための本」と割り切って使うのが賢いでしょう。

理解できたら、ステップ5に戻ります。

 

ステップ7:余力があれば、直前予想問題集をこなしてみよう

上でも紹介した通り、プロの簿記講師が看板を背負って真剣に分析・予測しているのが「直前予想問題」。

過去問だけで十分だという人もいるかもしれませんが、個人的にはオススメですね。

「本命予想」から「大穴予想」まで、一通り解いてみて本番を迎えるといいでしょう。

 

 

3週間合格のスケジュール例

「3週間で合格」とタイトルに書いたので、具体的にどのような時間の使い方をするべきなのかを紹介してみます。

ぼくはこんな感じのスケジュールで合格しました。あくまで一つのモデルですけどね。

初日
過去問を読んでみる2〜4日目
商業簿記のテキストを読む

5日目〜
仕訳ドリルをスタートする(継続)

5〜7日目
工業簿記のテキストを読む

8〜14日目
過去問をひたすら解き、復習する

15〜20日目
直前予想問題を解き、復習する

最終日:苦手箇所を総ざらいする

 

理論上3週間で合格できますが、この数字にこだわりすぎる必要はありませんよ。

 

 

おすすめの電卓を紹介

簿記検定を受験するには、自前の電卓が必要になります。

そこらへんで売っているものでも十分でしょうが、ぼくは凝り性でコダワリがある方なので気に入ったものを探すのに苦労しました。

この記事の最後に、ぼくが愛用している電卓をご紹介します。

それがこれ。カシオの JS-20WK-GD

色はゴールド。めちゃめちゃオシャレです(笑)

デザインも素敵ですが、何よりも素晴らしいのはキータッチのなめらかさですね。

他の電卓の打ち心地と比べてみると分かりますが、上品な打鍵音・打鍵感は感動するレベル

 

はじき出してくれる数字は変わらないけど、ずっと触っていたくなるような電卓です。

参考までに。


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